研究メンバー

研究体制

研究メンバー

増島 麻里子（研究代表者）

所属・職名

千葉大学大学院看護学研究科　准教授

専門分野

がん看護学

主な研究テーマ

• 日本における終末期がん患者と家族への看護実践モデルの構築
• 乳がん患者のサポートグループの効果を高めるプログラム構成と有効性に関する研究

過去5年間の重要論文・著書等

• 季羽倭文子，増島麻里子，その他6名：在宅がん患者と家族のためのサポートプログラムの普及と質の向上－スタッフのための教材開発に向けた基礎調査－，財団法人在宅医療助成勇美記念財団2009年度在宅医療助成一般公募（前期）研究成果報告書，2010．
• 増島麻里子，佐藤禮子：乳がん術後にリンパ浮腫を発現した患者のリンパ浮腫に対する捉え方と対処行動，千葉看護学会誌，14(1)，17～25，2008．
• 増島麻里子，佐藤禮子：乳がん治療後のリンパ浮腫が患者にもたらす苦悩，千葉看護学会誌，13(1)，85～93，2007．
• 佐藤まゆみ，増島麻里子，他7名：終末期がん患者を抱える家族員の体験に関する研究，千葉看護学会誌，12(1)，42～49，2006．
• 増島麻里子，佐藤まゆみ，その他３名：米国におけるがん患者の主体的療養を支援するための外来看護実践,千葉大学看護学部紀要,25,61～66．2003.

長江 弘子

所属・職名

千葉大学大学院看護学研究科　特任教授

専門分野

エンド・オブ・ライフケア看護学

主な研究テーマ

• 訪問看護師、退院調整看護師の生活と医療を統合する継続看護マネジメント能力の明確化とその能力を育成する教育プログラムの開発
• 非がん患者の在宅緩和ケアにおけるケアの実践プロセスと効果との関連性の解明

過去5年間の重要論文・著書等

• 山田雅子，吉田千文，長江弘子，宇都宮宏子，内田千佳子，廣岡佳代：退院調整看護師の実践力向上を目指した教育プログラムの開発，聖路加看護大学紀要，36号，P55-58，2010.
• 中西三春，長江弘子，永田智子，服部啓子，新野由子：病院における高齢者への退院支援の実施状況の調査‐在宅ケア事業所の関与に着目して‐日本公衆衛生雑誌，55巻7号，ｐ456-464，2008.
• 長江弘子，百瀬由美子，尾崎章子：4ステップモデルを用いた倫理教育プログラムの展開方法，保健師ジャーナル，No.64，Vol2，ｐ40-48，2008.
• 長江弘子：日本におけるリエゾンナースの可能性，コミュニティケア，13巻1号，ｐ58-63，2007.
• 長江弘子：在宅移行期における家族介護者が生活を立て直すプロセスに関する研究，聖路加看護大学紀要，p17-25，2007.

関谷 昇

所属・職名

千葉大学法経学部　准教授

専門分野

政治学／政治思想史

主な研究テーマ

• 地域コミュニティの再構築と市民自治の可能性
• ヨハネス・アルトジウス（16~17C独）の政治思想と補完性原理

過去5年間の重要論文・著書等

• 「アルトジウスと補完性原理―― “symbiosis”と“consociatio”をめぐる政治 ――」
（千葉大学大学院人文社会学研究科『人文社会科学研究』第22号，17-31頁），2011．
• 「国家と社会」（岡崎晴輝・木村俊道編『はじめて学ぶ政治学』ミネルヴァ書房、24-37頁），2008．
• 「補完性原理と地方自治についての一考察——消極・積極二元論に伴う曖昧さの克服に向けて（千葉大学公共研究センター『公共研究』第4巻第1号、81-109頁），2007．
• 「社会契約説と憲法」（杉田敦編『岩波講座憲法３　ネーションと市民』岩波書店、29-58頁），2007．
• 「戦後日本の主権論と一般意志の原理――憲法と政治をめぐる思想史的考察」
（坂野潤治・新藤宗幸・小林正弥編『憲政の政治学』東京大学出版会、45-79頁），2006．

谷本 真理子

所属・職名

千葉大学大学院看護学研究科　准教授
（現　東京医療保健大学　教授）

専門分野

慢性疾患看護，老年看護

主な研究テーマ

• 下降期高齢慢性病者の終末を見据えた包括的セルフケア支援の質評価指標の開発
• 弁当箱法の実践的活用による糖尿病食事療法における目安形成過程支援モデルの開発

過去5年間の重要論文・著書等

• Mariko Tanimoto: Factors that cotribute to expert nurses' understanding of the intentions of patients with chronic illnesses receiving end-of-life care in Japan. Asian Pacific Research Symposium, 2012.
• 谷本真理子，太田美帆，三浦美奈子，尾岸恵三子：弁当箱法を活用した糖尿病患者への食支援（第１報）－弁当箱法を実施した患者の食生活の目安，日本糖尿病教育看護学会誌15(2)，137-144，2011．
• 谷本真理子，黒田久美子，田所良之，高橋良幸，島田広美，正木治恵：高齢者ケアにおける日常倫理に基づく援助技術，日本看護科学学会誌30(1)，25－33，2010．
• 本田智子，高橋良幸，谷本真理子，正木治恵：終末期維持血液透析患者にかかわる看護師の実践知，日本腎不全看護学会誌12(2)，72-80，2010．
• 谷本真理子，黒田久美子，田所良之，北島美奈，高橋良幸，島田広美，正木治恵：看護援助を通して見出される高齢者の健康の特質と要素－慢性病の増悪により入院している高齢患者を対象に－，日本老年看護学会誌12(1)，109-116，2007．
• 谷本真理子：慢性病下降期を生きる人々のセルフケアの意味に着目して支援する看護援助，千葉看護学会誌12，1－7，2006．

和泉 成子

所属・職名

千葉大学大学院看護学研究科　特任教授
ワシントン州立大学看護学部
（現　Oregon Health & Science University　Assistant Professor）

専門分野

エンド・オブ・ライフケア看護学

主な研究テーマ

• 高齢者のエンドオブライフにおける意思決定のトラジェクトリー
• Transitional Palliative Careプログラムの開発
• 看護ケアの質評価のための質問紙開発

過去5年間の重要論文・著書等

• Izumi, S., Nagae, H., Sakurai, C., & Imamura, E. (In press). Defining end-of-life care from the perspectives of nursing ethics. Nursing Ethics.
• Izumi, S. (In press). Quality improvement in nursing: Administrative 　　　mandate or professional responsibility? Nursing Forum.
• Izumi, S., Baggs, J. G., & Knafl, K. (2010) Quality nursing care for hospitalized patients with advanced illness: Concept development. Research in Nursing & Health, 33, 299-315.
• Izumi, S. (2010) Ethical practice in end-of-life care in Japan. Nursing Ethics, 17(4), 457-468.
• Dierckx de Casterle, B., Izumi, S., Godfrey, N., & Denhaerynck, K. (2008). Nurses’ responses to ethical dilemmas in nursing practice: meta-analysis, Journal of Advanced Nursing, 63(6), 540-549.
• 和泉成子(2007). ターミナルケアにおける看護師の倫理的関心, 日本看護科学学会誌， 27(4)， 72-80．
• Izumi, S. (2006). Bridging Western ethics and Japanese local ethics by listening to nurses’ concerns, Nursing Ethics, 13(3) 275-283.

櫻井 智穂子

所属・職名

千葉大学大学院看護学研究科　特任講師
（現　東京医療保健大学　准教授）

専門分野

エンド・オブ・ライフケア看護学

最近主として研究を行っているテーマ

• 終末期の緩和を目的とした療養への移行におけるがん患者と家族の決断の“ゆれ”を支える看護援助に関する研究
• 終末期の緩和ケアへの移行におけるがん患者と家族の支援に関する研究

過去5年間の重要論文・著書等

• 櫻井智穂子：終末期の緩和を目的とした療養への移行におけるがん患者と家族の決断の“ゆれ”を支える看護援助に関する研究．千葉大学看護学研究科博士論文，2010．
• 柴田純子, 佐藤まゆみ, 増島麻里子, 泰圓澄洋子, 眞嶋朋子, 櫻井智穂子, 小坂美智代：日本における終末期がん患者を抱える家族員の体験．千葉看護学会会誌，16巻2号 19-26，2011．
• 眞嶋朋子, 佐藤まゆみ, 増島麻里子, 柴田純子, 神間洋子, 櫻井智穂子, 小坂美智代, 伊藤道子, 本田彰子：メタ統合で明らかになった終末期がん患者を抱える家族員の体験．看護研究，41巻5号，395～401，2008．
• 佐藤まゆみ, 増島麻里子, 柴田純子, 神間洋子, 櫻井智穂子, 眞嶋朋子, 小坂美智代, 伊藤道子, 本田彰子：終末期がん患者を抱える家族員の体験に関する研究．千葉看護学会会誌，12巻1号，42～49，2006．

池崎 澄江

所属・職名

千葉大学大学院看護学研究科　講師

専門分野

保健学

最近主として研究を行っているテーマ

• 訪問看護ステーションの経営安定に関する研究
• 特別養護老人ホームの終末期ケアに関する研究

過去5年間の重要論文・著書等

• Ikezaki S, Ikegami N. Predictors of dying at home for patients receiving nursing services in Japan: A retrospective study comparing cancer and non-cancer deaths.BMC Palliative Care 2011；10：3.
• 池崎澄江．患者･家族の在宅死の意向とその実現について．緩和ケア,2011; 21(2):166-169.
• Ikegami N, Ikezaki S．Life sustaining treatment at end-of-life in Japan: Do the perspectives of the general public reflect those of the bereaved of patients who had died in hospitals? Health Policy, 2010；98：98-106
• 池崎澄江, 森智美, 池上直己．医療療養病棟におけるケアの質と記録の改善の取り組みから見えたこと. 病院 2010；69：338-342．
• 池崎澄江, 池上直己．療養病床における保険種別と一般病床の有無による相違　包括評価導入前の実態．日本医療・病院管理学会誌 2008；45：29-35．