訪問看護学

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当専門領域では、小児から高齢者までの、疾患や障害、加齢に伴う様々な健康問題を持つ人々に対し、家庭に出向いて行う看護活動に焦点を当てて教授しています。多職種チームの中で人々の在宅療養生活を支える自律した看護専門職としての在り方を追究し、訪問看護の知識・技術、家族支援方法を開発していきます。これらを通して、訪問看護制度のさらなる充実、発展による在宅ケア・在宅医療の質向上と普及に貢献することを目指しています。

研究活動としては、教員及び大学院生が、在宅看護実践方法の開発に関する研究、地域をベースとした看護提供システムに関する研究、あらゆる疾患年齢を対象とした終末期患者・家族に対する訪問看護支援のあり方に関する研究、在宅移行促進のための退院支援・継続看護支援法の開発とその有効性の検討、在宅認知症高齢者と家族に対する訪問看護師によるケア方法に関する研究、訪問看護実践を通じた看護職者の学習過程の解明と学習支援法の開発、在宅ケア・在宅医療の質向上のための多職種連携方法の開発、在宅ケアを担う専門職の研修プログラムの開発などに取り組んでいます。

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研究業績

原著

2017年1月~3月

  1. Fujita J, Fukui S, Ikezaki S, Otoguro C, Tsujimura M: Analysis of team types based on collaborative relationships among doctors, home-visiting nurses, and care managers for effective support of patients in end-of- life home care. Geriatrics & Gerontology International, 17(11):1943-1950, 2017. doi: 10.1111/ggi.12998
  2. 辻村真由子,島村敦子,権平くみ子,加瀬千鶴,木暮みどり,河野由紀,津野祥子,鈴木のり子,山崎潤子,岩田尚子,犬山彩乃,渡邊章子,諏訪さゆり:受け持ち病棟看護師と訪問看護師による退院後同行訪問の実施(第1報)-病棟看護師の気づきと看護活動の変化-.千大看紀要,39,1-9,2017.
  3. 島村敦子,辻村真由子,権平くみ子,加瀬千鶴,木暮みどり,河野由紀,津野祥子,鈴木のり子,山崎潤子,岩田尚子,渡邊章子,犬山彩乃,諏訪さゆり:受け持ち病棟看護師と訪問看護師による退院後同行訪問の実施(第2報)-訪問看護師の気づきと看護活動の変化-.千大看紀要,39,11-19,2017.

2017年4月~12月

  1. 渡邊章子,諏訪さゆり:夫と死別した中等度,および重度のアルツハイマー型認知症高齢者の喪の過程.文化看護学会誌,9(1),1-9,2017.
  2. Watanabe A, Suwa S: The mourning process of older people with dementia who lost their spouse. Journal of Advanced Nursing, 73(9), 2143-2155, 2017. DOI: 10. 1111 / jan. 13286
  3. 髙橋眞理奈,諏訪さゆり,松浦美知代,島村敦子,辻村真由子:生活障害へのケアを受けた認知症高齢者に関する終末期の病みの軌跡の検討-「口から食べること」に焦点を当てて-.こころと文化,16(2),138-147,2017.
  4. Yu W, Nakahata K, Sun G, Namiki A, Suwa S, Tsujimura M, Xie L, Wang J, Huang SY: Efficient active sensing with categorized further explorations for a home-behavior-monitoring robot. Journal of Healthcare Engineering, vol. 2017 Article ID 6952695, 16 pages, 2017. doi:10.1155/2017/6952695

学会発表抄録

2017年1月~3月

  1. Iwata N, Suwa S: The timing and candidates for introducing visiting nursing to elderly cancer patients undergoing outpatient chemotherapy. The 20th East Asia Forum of Nursing Scholars Abstract Book for Poster Presentation, 42, 2017.
  2. Yumoto A*, Suwa S: Home care nursing support for visual hallucinations in dementia with Lewy bodies. The 20th East Asia Forum of Nursing Scholars Abstract Book for Poster Presentation, 48, 2017.
    *2017年3月博士後期課程修了
  3. Inuyama A, Suwa S: Research on elderly with dementia to continue living alone in Japan ―based on case studies― The 20th East Asia Forum of Nursing Scholars Abstract Book for Poster Presentation, 51, 2017.
  4. 諏訪さゆり:看護介護領域における「認知症の人を対象とする研究倫理」の必要性の検討.シンポジウム4:認知症の人を対象とする研究倫理(臨床研究のあり方),臨床倫理.日本臨床倫理学会第5回年次大会プログラム・抄録集,42-43,2017.

2017年4月~12月

  1. Suwa S, Tsujimura M, Iwata N, Yumoto A, Shimamura A, Nogawa K, Fujita S: Questionnaire survey on support guidelines for medical/care teams for older dementia patients living at home undergoing pharmacotherapy for BPSD and their families: A survey for doctors.32nd International Conference of Alzheimer's disease International Abstract Book, 206, 2017.
  2. Tsujimura M, Suwa S, Iwata N, Yumoto A, Shimamura A, Nogawa K, Fujita S: Questionnaire survey on support guidelines for medical/care teams for older dementia patients living at home undergoing pharmacotherapy for BPSD and their families: A survey for nursing professionals.32nd International Conference of Alzheimer's disease International Abstract Book(第32回国際アルツハイマー病協会国際会議要旨), 208, 2017.
  3. Yuasa M, Sugiyama T, Shimada H, Tsujimura M, Shimamura A, Suwa S: Challenges of experienced nurses in learning dementia nursing:Interviews with nursing educators.32nd International Conference of Alzheimer's disease International Abstract Book(第32回国際アルツハイマー病協会国際会議要旨), 392, 2017.
  4. Yamamoto-Mitani N, Yamahana R, Yoshida S, Ikeda M, Murayama R, Saito N, Tsujimura M, Karasawa K, Takai Y, Takemura Y, Kamibeppu K, Noguchi-Watanabe M:Developing a case study research method using phenomenology and grounded theory: Elucidating nursing practice knowledge. 13th International Congress of Qualitative Inquiry,2017.
  5. 辻村真由子,諏訪さゆり,湯本晶代,岩田尚子,島村敦子,能川琴子,藤田伸輔:在宅認知症高齢者の薬物療法支援指針に関するアンケート調査-薬剤師を中心に-.日本認知症ケア学会誌,16(1),173,2017.
  6. 諏訪さゆり,辻村真由子,湯本晶代,岩田尚子,島村敦子,能川琴子,藤田伸輔:在宅認知症高齢者の薬物療法支援指針に関するアンケート調査-介護支援専門員を中心に-.日本認知症ケア学会誌,16(1),186,2017.
  7. 諏訪さゆり,辻村真由子,湯本晶代,岩田尚子,島村敦子,能川琴子,藤田伸輔:在宅認知症高齢者の薬物療法支援指針に関するアンケート調査-医師、薬剤師、看護職を対象として-.日本老年看護学会第22回学術集会抄録集,130,2017.
  8. 英香代子,辻村真由子,山本則子:誤嚥性肺炎を繰り返す高齢者の再入院を予防する訪問看護支援-経口摂取を望む配偶者が介護する老老介護の事例-:日本老年看護学会第22回学術集会,140,2017.
  9. 福井小紀子,藤田淳子,乙黒千鶴,池崎澄江,辻村真由子,岩原由香,池田良輔子:地域終末期ケアを支える医療介護連携マニュアルの有効性 第3報:連携マニュアルの介入効果.第19回日本在宅医学会大会プログラム・講演抄録集,123,2017.
  10. 藤田淳子,乙黒千鶴,福井小紀子,岩原由香,池田良輔子,池崎澄江,辻村真由子:地域終末期ケアを支える医療介護連携マニュアルの有効性 第1報:終末期の医療介護連携マニュアルの作成.第19回日本在宅医学会大会プログラム・講演抄録集,134,2017.
  11. 辻村真由子,福井小紀子,藤田淳子,乙黒千鶴,池崎澄江,岩原由香,池田良輔子:地域終末期ケアを支える医療介護連携マニュアルの有効性 第2報:連携マニュアル使用前の終末期ケアにおける多職種連携の理解・認識と行動.第19回日本在宅医学会大会プログラム・講演抄録集,134,2017.
  12. 飯田貴映子*,辻村真由子,酒井郁子:看護系大学における海外発信力強化のための取り組み:実践報告.第3回学術英語学会研究大会,2017.
    *2017年8月まで本研究科教員
  13. 岩田尚子, 諏訪さゆり:外来化学療法を受ける高齢がん患者が訪問看護を利用する意義.第22回日本在宅ケア学会学術集会抄録集, 111, 2017.
  14. 辻村真由子,諏訪さゆり,小舘尚文:アイルランドにおける高齢者の自宅での生活を支える医療・福祉専門職の活動とケアサービス:第22回日本在宅ケア学会学術集会抄録集,184,2017.
  15. 山本則子,山花令子,野口麻衣子,池田真理,辻村真由子,柄澤清美,吉田滋子,上別府圭子:【交流集会】家族看護実践の事例研究を考える(2):「日本の現場発看護学」の開発を目指す事例研究ワークショップ.日本家族看護学会第24回学術集会プログラム・抄録集,66,2017.
  16. 大谷紗央里,諏訪さゆり,辻村真由子,能川琴子:日記に綴られてきた認知症の人の思い.千葉看第23回学術集会集録,33,2017.
  17. 川上奈々,諏訪さゆり,辻村真由子,能川琴子:統合失調症を有する利用者を地域で支えていく上で訪問看護師が抱く困難とその対処.千葉看第23回学術集会集録,34,2017.
  18. 寺田眞弥,辻村真由子,諏訪さゆり,能川琴子:新卒訪問看護師が経験した困難、困難への 対処、および有効な支援-新卒育成プログラムを受けた訪問看護師の聞き取り調査から-.千葉看第23回学術集会集録,35,2017.
  19. 石丸美奈,田場由紀,石橋みゆき,辻村真由子:【交流集会】地域包括ケアを担うことのできる看護職者育成のための教育手法.千葉看第23回学術集会集録,62,2017.
  20. 齋藤凡,野口麻衣子,山花令子,辻村真由子,池田真理,山本則子:現場発看護学の実践知の集積を目指した事例研究(1) :事例研究の科学性についての検討:日本質的心理学会第14回大会抄録集,60,2017.
  21. 鈴木崇真,根本卓也,仲畑圭吾,辻村真由子,諏訪さゆり,兪文偉:認知症高齢者の生活機能モニタリング:千葉市産業振興財団平成29年度第2回ビジネス交流会,2017.
  22. Saeki K, Suwa S: Difficulties of nurses involved with families making proxy decision on AHN at elderly care facilities, 18th Nursing Ethics Conference and 3rd International Ethics in Care Conference, Conference Book, 118-119, 2017.
  23. Suwa S, Tsujimura M, Ishimaru M, Shimamura A, Ide H, Yu W, Kodate N: How do people perceive home-care robots? A questionnaire study with the elderly, family caregivers, and care professionals in Japan.65th Annual and Scientific Meeting of the Irish Gerontological Society, Age and Aging,46(Supplement 3),iii5,2017.
  24. Tsujimura M, Suwa S, Ishimaru M, Shimamura A, Ide H, Yu W, Kodate N:Developing a questionnaire to understand perceptions towards home-care robots among the elderly who receive home-care, family caregivers, and home-care professionals.65th Annual and Scientific Meeting of the Irish Gerontological Society, Age and Aging,46(Supplement 3),iii23,2017.
  25. Watanabe A, Suwa S: Case studies on the bereavement process of older people with dementia who lost their husband unexpectedly. TNMC & WANS International Nursing Research Conference, Supplement, 83, 2017.
  26. Iida K*, Ikezaki S, Tsujimura M, Masujima M:【招聘講演】Frailty and end-of-life care for community-dwelling older people in Japan: From nursing perspective. 3rd Asian Conference for Frailty and Sarcopenia (ACFS 2017) Program & Symposium Abstract Book,95, 2017.
    *2017年8月まで本研究科教員
  27. 佐伯恭子, 諏訪さゆり:認知症の人を対象としたRandomized Controlled Trialによる研究の倫理的配慮に関する文献研究-日本国内の研究論文を中心に-, 第29回日本生命倫理学会年次大会予稿集, 99, 2017.
  28. 山本則子,齋藤凡,吉田滋子,山花令子,村山陵子,辻村真由子,池田真理,柄澤清美,榊原哲也,野口麻衣子:【交流集会】「日本の現場発看護学」の構築を目指した事例研究方法の開発 第2報:質的研究方法との関連と科学性の検討.第37回日看科会学術集会講演集,2017.
  29. 久長正美*,諏訪さゆり,辻村真由子:有料老人ホームにおける他職種連携についての看護活動に関する一考察.第37回日看科会学術集会講演集,2017.
    *2017年3月博士前期課程修了
  30. 吉本照子,辻村真由子,長江弘子:新人訪問看護師育成プログラムの訪問看護事業所の教育力強化に対する効果.第37回日看科会学術集会講演集,2017.
  31. Tsujimura M, Suwa S, Shimamura A, Ishimaru M, Ide H, Yu W, Kodate N: What are the desired functionalities of home-care robots? A cross-sectional survey among older people, family caregivers, and home-care professionals in Japan.The 7th Hong Kong International Nursing Forum Concurrent Sessions Abstracts, 2017.

単行書

2017年1月~3月

  1. 諏訪さゆり:第VI章 さまざまな対象者への在宅看護 2. 認知症高齢者への在宅看護.石垣和子,上野まり 編,看護学テキストNiCE 在宅看護論(改訂第2版)自分らしい生活の継続をめざして.南江堂,147-156,2017.
  2. 辻村真由子:第III章 在宅看護の法的基盤とシステム 7. 居宅等における医行為の特徴と課題.石垣和子,上野まり 編,看護学テキストNiCE 在宅看護論(改訂第2版)自分らしい生活の継続をめざして.南江堂,65-68,2017.
  3. 辻村真由子:第VIII章 ヘルスアセスメントと看護技術②-在宅療養支援 2. 排泄支援.石垣和子,上野まり 編,看護学テキストNiCE 在宅看護論(改訂第2版)自分らしい生活の継続をめざして.南江堂,301-310,2017.
  4. 辻村真由子:第X章 諸外国の在宅看護 4. フィンランドの在宅看護.石垣和子,上野まり 編,看護学テキストNiCE 在宅看護論(改訂第2版)自分らしい生活の継続をめざして.南江堂,386-389,2017.
  5. 能川琴子*,諏訪さゆり,辻村真由子:第3章 現場の声を聞いて 現場との密な連携をめざして-教育機関の立場から 現場との連携を重視した“在宅看護”実習の展開-“新卒訪問看護師”の育成まで見据えて.清水準一,柏木聖代,川村佐和子編,教員・訪問看護師・学生すべてが活用できる 在宅看護の実習ガイド 事例とSTEPで可視化・言語化する.日本看護協会出版会,34-38,2017.
    *2017年3月まで本研究科教員
  6. 諏訪さゆり,渡邊祐紀,諏訪浩:第2章医学的検査と心理検査 1節医学的検査.出口禎子,松本圭子,鷹野朋美編,ナーシング・グラフィカ 精神看護学② 精神障害と看護の実践(改訂第4版).メディカ出版,90-96,2017.

総説・単報・実践報告・資料・その他

2017年1月~3月

  1. 石橋みゆき,眞嶋朋子,岡田忍,小宮山政敏,坂上明子,石丸美奈,仲井あや,能川琴子,小澤治美,島村敦子:千葉大学看護学部カリキュラム改正のプロセス-教育目標の再構成と卒業時到達目標の設定-.千大看紀要,39,43-49,2017.

2017年4月~12月

  1. 辻村真由子:学術集会報告 分科会II 文化的視点をもった研究について 著者の立場から.文化看護学会誌,9(1),27,2017.
  2. 德田真由美,辻村真由子,石垣和子:沖縄に暮らす高齢者の排泄に関する意識調査.石川看護雑誌,14,121-126,2017.
  3. 仲畑圭悟,鈴木崇真,根本卓也,辻村真由子,諏訪さゆり,兪文偉:移動ロボットによる在宅日常生活モニタリング.地域ケアリング,19(11),90-93,2017.
  4. 辻村真由子:訪問看護師による一人暮らし高齢者の家族支援指針の開発.平成27年度 文部科学省科学技術人材育成費補助事業ダイバーシティ研究環境実現イニシアチブ(連携型)女性研究者 研究紹介 千葉大学・東邦大学・放射線医学総合研究所.74,2017.
  5. 諏訪さゆり:高齢者を支える家族の負担.高齢者のための精神科医療.精神科治療学,32増刊号,22-27,2017.

研究状況

平成29年3月に能川助教が転出した.
訪問看護学領域では,地域で生活する高齢者や認知症を有する在宅療養者に焦点を当て研究を行っている.今年度は,フィンランドおよびアイルランドにおいて,認知症ケア教育・研究に関するインタビュー調査を実施した.「看護基礎教育課程における認知症看護実践能力修得に向けたカリキュラムの開発」(平成29年度~32年度科学研究費助成事業(基盤研究(C)),研究代表者:湯浅美千代)に諏訪は研究分担者,辻村は連携研究者として取り組んだ.「地域包括ケアを担う看護職者育成のための住民と協働したシナリオ学習教材の開発(平成29年度~32年度科学研究費助成事業(基盤研究(B)),研究代表者:石丸美奈)に諏訪と辻村は分担研究者として参画した.
諏訪と辻村は,千葉大学フロンティア医工学センターの兪文偉教授(ロボット工学),アイルランド国立大学ダブリン校の小舘尚文専任講師らとの共同研究の成果を,論文発表および学会発表にて公表した.今年度,ファイザーヘルスリサーチ振興財団第26回(2017年度)国際共同研究助成「高齢者の在宅見守りロボットの開発研究と社会実装における倫理的課題」(研究代表者:諏訪さゆり),平成29年度千葉大学研究費獲得促進プログラム(多様型A),平成29年度千葉大学人工知能等関連研究支援プログラムに採択され,アイルランド国立大学ダブリン校,フィンランドセイナヨキ応用科学大学との国際共同研究を推進している.
諏訪は,研究代表者として「BPSDの薬物療法を実施している在宅認知症高齢者と家族のための支援指針の開発」(平成25~28年度科学研究費助成事業(基盤研究(B))に取り組んだ.さらに「生活障害のケアの体系化と認知症高齢者の病みの軌跡の解明」(平成28~30年度科学研究費助成事業(挑戦的萌芽研究))に研究代表者として取り組んでいる.また,日本臨床倫理学会において,「認知症の人を対象とした研究倫理ガイドライン作成ワーキンググループの構成員として参画している.認知症介護研究・研修仙台センターにおける「認知症の家族等介護者支援に関する調査研究事業」研究事業委員会(ガイドライン委員会)委員として,家族介護者支援のガイドライン開発にも取り組んでいる.
辻村は,研究代表者として「訪問看護師による一人暮らし高齢者の家族支援指針の開発」(平成28~30年度科学研究費助成事業(基盤研究(C))を推進している.また,研究分担者として,「生活障害のケアの体系化と認知症高齢者の病みの軌跡の解明」(平成28~30年度科学研究費助成事業(挑戦的萌芽研究),研究代表者:諏訪さゆり),「新人訪問看護師の実践力向上に向けた自己決定的学習を促す学習支援ツールの開発と検証」(平成26~29年度科学研究費助成事業(基盤研究(B)),研究代表者:吉本照子)等に参画している.さらに,平成29年度千葉大学リーディング研究育成プログラム「超高齢社会における市民-専門職連携型エンドオブライフケア教育研究拠点」(推進責任者:増島麻里子)の中核推進者メンバーとして活動し,ファイザーヘルスリサーチ振興財団第25回(2016年度)国際共同研究助成「高齢者施設におけるエンドオブライフケアコンピテンシー:日韓泰国際比較研究」(研究代表者:飯田貴映子)において,ソウル国立大学看護学部Sunghee H Tak教授,コンケン大学看護学部Busaba Somjaivong准教授らとの共同研究を実施した.