エンド・オブ・ライフケア看護学への千葉大学の取組

生きるを考える/2012年度

普遍教育「生きるを考える」第11回の様子

晩年期にある人々とスピリチュアリティ・スピリチュアルケア

[日程]平成24年12月11日 III時限/12:50〜14:20(総合校舎B号館)
[講師]今村 恵美子(千葉大学大学院看護学研究科 講師)

受講生の感想

 今までスピリチュアリティという言葉には宗教的なイメージが強かった。
 しかしこの講義を受けて宗教に限らず、その人の意志、信念、価値観、感情を基に決定される心のよりどころであれば、どのようなものでもスピリチュアリティになることができるということを初めて知った。
 より良いスピリチュアル・ケアを提供するには、自分の健康状態を良好に保ち、相手の価値観を理解し、ありのままの存在を受け入れることが大切だと感じた。
 スピリチュアル・ケアは根気強く相手と向き合う必要があると思うが、高齢社会の日本において医療者だけでなく、社会全体に広まっていくことを願う。
私も相手のこころを支え、安定させ、力を与えることができるように努力していきたい。