学科(専攻)・ 科目の種別等 |
教養展開科目(コアF関連) | 授業コード | G15F12101 |
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科目コード | G15F121 | ||
授業の方法 | 講義 | ||
単位数 | 2 | ||
期別 | 後期 | ||
曜日・時限 | 火3 | ||
授業科目 | 生きるを考える Nursing Science for the End of Life |
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担当教員 | 長江 弘子 | ||
履修年次/セメスター | 時間数 | 30時間 | |
受入人数 | 約200名 | ||
受講対象 | 自学部他学科(自研究科他専攻) | 可 | |
他学部(他研究科) | 可 | ||
科目等履修生 | 可 | ||
教室等 | B | ||
概要 | 本授業は、人間の尊厳を考え、終末期にある人々を支えるために、哲学、宗教学、NPO活動、終末期医療に携わる講師により幅広い視点が提供される。保健医療福祉の最前線で病いを持ちながら生きる人々と支える人々の現場で何が起こっているのか、様々な立場から、多様な人々の生きる力を学び、自らの今後の生き方や将来展望に新たな視座が提供される。 | ||
目的・目標 | <目的> 人の尊厳、終生期にある人々を支えるケアを探求することにより、幅広く深い教養が身に付き、豊かな人間性が育まれることを目的とする。 <目標>
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1_知へのいざない | 知識力 | ||
探究力 | ○ | ||
技術力 | |||
情報力 | ○ | ||
批判力 | ○ | ||
2_人間のふるまい | 倫理観 | ○ | |
実践力 | |||
社会性 | ○ | ||
自然観 | |||
創造性 | |||
3_社会とのかかわり | 国際力 | ||
地域力 | ○ | ||
生活力 | ○ | ||
指導力 | |||
主体性 | ○ | ||
授業計画・授業内容 |
第1回 長江弘子(千葉大学):エンドオブライフケアとは?地域で最期まで生ききるために大切なこと 第2回 足立智幸(亀田医療大学 生命倫理学):エンドオブライフケアと倫理 第3回 アルフォンス・デーケン(上智大学客員教授):哲学・宗教学におけるエンド・オブ・ライフケア 第4回 射場典子(NPO法人健康と病の語りディペックスジャパン理事)健康と病いの語りデータベースとはー病いを生きる人々の語りー 第5回 鈴木信行(NPO法人患者スピーカーバンク理事長):患者が学ぶ社会の醸成に向けて 第6回 遠山玄秀(船橋市 上行寺 副住職) 第7回 高橋在也(千葉大学大学院看護学研究科特任助教):文学・芸術の意味と生きること 第8回 秋山正子(白十字訪問看護ステーション):在宅で療養する人とその家族のエンドオブライフケア~どんな時でも命は輝く~ 第9回 藤本啓子(患者のウエル・リビングを考える会代表)リビングウイル~生老病死と向き合うために~ 第10回 沖田伸也(黒砂台診療所院長)生きるを考える:在宅医の立場から 第11回 高橋眞生(千葉県在宅ケアネットワーク理事、千葉県薬剤師会会長):薬剤師の考えるエンドオブライフケア 第12回 冴木杏奈(タンゴ歌手・女優):自分らしく生きる―歌うことは生きることー 第13回 横湯 園子(元中央大学教授・元北海道大学教授):魂への旅路ー戦災から震災へ、そして今 第14回 山崎章郎(ケアタウン小平クリニック院長):緩和ケア病棟・ホスピス医の考えるエンド・オブ・ライフケア 第15回 日野原重明(聖路加国際病院理事長):生きるとは オムニバス形式で実施する。 上記、学際的な分野からの講師を予定している。 Moodleを活用した事前資料の提示をする。講義終了後、フィードバックを書くことを通して、自分に身近な問題として「生きるを考える」ことを期待している。 |
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キーワード | 終末期医療、人の尊厳、ホスピス、エンド・オブ・ライフケア、臨床倫理、意思決定 | ||
教科書・参考書 |
長江弘子編集:看護実践に生かすエンドオブライフケア、日本看護協会出版会、2014. 足立智孝監訳:終末期医療、いのちの終わりを受け入れるー愛する人への最期のケアー、河出書房出版、2013. 石飛幸三:平穏死のすすめ、講談社、2011. |
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評価方法・基準 |
毎回の出席はカードリーダーで行う。(10回以上の出席が履修要件となる) 授業開始30分を経過した後にカードリーダーに入力することができる。 カードリーダーが一巡した後は出席とは認めない。 学生証を忘れたときは、授業開始前に「出席票」を提出する。 カードリーダーエラーは、授業終了後に「出席票」を提出する。 Moodleを活用して、講義資料を提示する。 Moodleによる授業後のレスポンスペーパーは7回以上提出する。 レスポンスペーパーは評価対象ではないが7回より少ない場合は減点対象となる。 評価は出席(20%)、レスポンスペーパーの提出回数(20%)、最終日の課題レポート(60%)により、総合的に評価する。 |