高度実践者の育成

現在はCNSコースは終了し、特定看護学プログラムを設けています。

特定看護学プログラム紹介動画

老人看護CNSへの道(現在は終了しています)

千葉大学大学院看護学研究科博士前期課程では、老人看護学専門領域に関する必須科目;老人看護学の専門科目(4単位)、看護学演習(4単位)、看護学実習(6単位)、特別研究(12単位)に加えて、看護教育学や看護実践方法論、看護管理学などの指定の科目(合計8単位)を履修することにより、前期課程修了後に専門看護師認定試験受験につながる単位を取得できます。CNSコース実習のフィールドは、医療施設や老人ケア施設、訪問看護ステーションなど様々です。

老人看護 専門看護師教育課程修了生からのメッセージ

私はこの千葉大学老人看護学教育研究分野のCNSコース実習を通して“生活者としての高齢者”の視点からあらためて老人看護を考え、それまでの自分の“ものの見方”を大転換し、自分の行いをリフレクションするという貴重な機会を得ることができました。そして、障害をもったお年寄り、認知症があるお年寄り、ということではなく、生活している人としての高齢者を見つめ、その人の残りの人生をより豊かにするため老人看護CNSは何ができるのかを学んだように思います。
時にはつらく苦しい葛藤の時期もありましたが、この2年間に自分と向き合えて得たことは、私にとって何事にも代えがたい学びがあったと思っています。自分で感じ、考え、学ぶ、このことができるのは千葉大学ならではのことだと思いますし、これから老人看護CNSになる人には必要とされることだと思います。
私は、一緒に高齢者看護について考えてくれる仲間が増えてくれることを心から望んでいます。ともに、高齢者のことについて考えていきましょう!
(2009年博士前期修了生)