科目・細目 |
講師 |
時数 |
概要 |
訪問看護学び直し概論(40) |
訪問看護入門 | 千葉県訪問看護ステーション連絡協議会 | 権平くみ子 | 2 | 訪問看護がどのように始まり、行われていくかの実際を学ぶ。 |
在宅療養者の特徴 | さつき台訪問看護ステーション | 玄永 春奈 | 2 | 訪問看護の利用者とその家族について、健康や障害のレベル、生活のスタイルなどの特徴を学び、訪問看護の対象の多様なニーズに対する援助を行うための基盤となる知識を得る。 |
家族看護論 | 前 日本赤十字看護大学 | ワイマント直美 | 2 | 在宅療養者への看護が家族全体の生活を対象として展開される必要性とその方法論を学ぶ。 |
文化の違いの理解と看護 | 前 日本赤十字看護大学 | ワイマント直美 | 2 | 異なる文化や背景を持つ人々を対象とした看護の理論と方法論、それぞれの文化に固有の価値観や生活様式があることや、疾患に対して文化的に特有な反応を示す人々がいることやそのケアについて学ぶ。 |
訪問看護対象論:高齢者への看護 | 千葉大学大学院看護学研究科 | 正木 治恵 | 2 | 訪問看護の対象として特徴的な、高齢者、小児、精神に障害を持つ人への対象理解と看護方法を学ぶ。 |
訪問看護対象論:小児看護 | 千葉大学大学院看護学研究科 | 中村 伸枝 |
2 |
訪問看護対象論:精神に障害を持つ人への訪問看護 | 東京足立病院 | 森 はなこ |
2 |
訪問看護対象論:医療依存度の高い在宅療養者への訪問看護 | 東京慈恵会医科大学医学部看護学科 | 春日 広美 | 2 | 難病患者やがん患者が在宅療養を迫られたり希望したりする現状への理解とそれを支える訪問看護へのニードや現状について学ぶ。 |
生活の営みを支える訪問看護 | 宮崎県立看護大学 | 小坂 直子 | 2 | 食・排泄・運動・休息・清潔・環境・生活の安寧を支える訪問看護の役割と実践方法を学ぶ。 |
訪問看護ステーション運営の基礎 | 南区メディカルセンター訪問看護ステーション | 砂 裕子 | 2 | 訪問看護利用者との契約や利用者の自己負担料金、医師との関係や訪問看護指示書・計画書・報告書など、訪問看護を行う看護師として最低限知っておく必要のある訪問看護ステーションの運営の基礎知識を学ぶ。 |
施設看護と訪問看護の理解 | さつき台訪問看護ステーション | 相原 鶴代 | 2 | 医療機関など施設内での看護と訪問看護とを比較し、その相違について理解を深めることを通じて、訪問看護の特性としてどのようなものがあるのかを学ぶ。 |
保健医療福祉制度 | 千葉大学大学院看護学研究科 | 佐藤 紀子 | 2 | 国民の健康と生活を守る社会システムとして、保険・医療・福祉の法体系と理念および諸施策・制度の仕組みの基本について学び直す。 |
介護保険と医療保険制度 | 千葉大学大学院看護学研究科 | 伊藤 隆子 | 2 | 医療保険制度と介護保険制度の概要について、最新の動向を中心に補強し、法制度からみた訪問看護の位置づけと流れを明確に把握する。 |
在宅ケアシステム | 千葉大学大学院看護学研究科 | 伊藤 隆子 | 2 | 在宅療養の継続に必要な各種社会資源について、それぞれの機能・役割を理解し、医療機関との連携の仕方について学び直す。 |
地域看護活動の歴史と現状 | 千葉大学大学院看護学研究科 | 宮ア美砂子 | 2 | 家庭や地域を基盤とした保健師活動の歴史と現状について学び直す。 |
地域包括支援 | 野村病院地域包括支援センター | 本多 恵利 | 2 | 地域包括支援センターの機能と役割を理解し、訪問看護との連携機能を学ぶ。 |
訪問看護の倫理 | 訪問看護ステーションあおぞら | 長内さゆり | 2 | 基本的な看護倫理及び訪問看護に求められる倫理的態度について学ぶ。 |
保健医療福祉分野における個人情報保護 | 医療情報システム開発センター | 相澤 直行 | 4 | 保健医療福祉分野における個人情報保護法および個人情報保護とプライバシーとの関連について学ぶ。 |
訪問看護学び直し課題設定 | 千葉大学大学院看護学研究科 | 吉本 照子 | 2 | 自らの看護師としての知識、技術及び経験を振り返り自己評価を行い、訪問看護師に必要な知識や方法について系統的に学ぶための課題を明らかにする。 |
訪問看護学び直し基礎(16) |
訪問看護に必要な疾患の知識1 (糖尿病) | 宮崎県立看護大学 | 小坂 直子 | 2 | 訪問看護に必要な疾患及び治療について、訪問看護に焦点を当てながら、最新の知見も含め学び直す。
(ここでは、糖尿病・呼吸不全・脳梗塞・脊椎損傷・神経難病) |
訪問看護に必要な疾患の知識2 (呼吸不全) | 千葉大学大学院医学研究院 | 巽 浩一郎 |
2 |
訪問看護に必要な疾患の知識3 (脳梗塞) | 千葉大学大学院看護学研究科 | 酒井 郁子 |
2 |
訪問看護に必要な疾患の知識4 (脊椎損傷) | 宮崎県立看護大学 | 小坂 直子 |
2 |
訪問看護に必要な疾患の知識5 (神経難病) | 首都大学東京健康福祉学部 | 松下 祥子 |
2 |
多職種連携 | 千葉大学大学院看護学研究科 | 酒井 郁子 | 2 | 医師をはじめとする他職種との連携・協働や社会資源の活用など、総合的に調整することによって問題解決をする能力を高める。 |
ケアマネジメント | 千葉大学大学院看護学研究科 | 伊藤 隆子 | 2 | 保健医療福祉の諸制度および社会資源を効果的に適用し、多様で複雑なニーズを持つ対象者へのケアマネジメントの機能について理解する。 |
論述方法 | 山梨県立大学人間福祉学部 | 城戸 裕子 | 2 | 現況や考察を言語化し、文章に表現する過程を学ぶ。 |
実践フィジカルアセスメント(13)* |
生活状況の聞き取りと基本的なフィジカルアセスメント・ヘルスケアアセスメント | 千葉県立保健医療大学 | 石垣 和子 | 3 | 訪問看護対象者の健康状態を把握するために必要なヘルスアセスメントのうち、基礎教育課程において学んだ基本的知識と技術(バイタルサイン測定等や観察、生活状況についての聞き取りによるアセスメント、口腔ケア、清拭、床上洗髪、更衣介助、オムツ交換、陰部洗浄、バルンカテーテル管理、浣腸、摘便、ボディメカニクスを考慮した体位変換指導やトランスファー介助、注射、点滴などの基本技術)について再確認し、訪問看護において基本的な観察力やアセスメント力、基本的看護技術が発揮できるようにする。 |
清潔に関するアセスメントと看護技術 | 梅の園訪問看護ステーション | 窪川真佐美 |
2 |
排泄に関するアセスメントと看護技術 | 千葉大学大学院看護学研究科 | 辻村真由子 |
2 |
ADLの把握と移動動作の介助・指導 | 千葉大学大学院看護学研究科 | 辻村真由子 |
2 |
脱水・浮腫のアセスメントと注射・ 点滴技術演習 | 兵庫県立大学看護学部 | 新井香奈子 |
4 |
フィジカルアセスメント(47) |
ヘルスアセスメント総論 | 名古屋大学医学部 | 山内 豊明 | 4 | ヘルスアセスメント総論において、訪問看護におけるアセスメントの重要性と方法、ヘルスアセスメントにおけるフィジカルアセスメントの位置づけを学ぶ。
生体シュミレーターを使い、「視診」「聴診」「触診」「打診」の4つの技術を用いて体の客観的情報を系統的に収集するフィジカルイグザミネーションのスキルを高め、身体面の判断能力を高め自信を持って看護実践ができるようにする。
イグザミネーションで得た情報を駆使してアセスメントし、最新の皮膚ケア、在宅リハビリテーション等の技術に結びつけ実践する方法を学ぶ。" |
皮膚アセスメントと人工肛門 (腎瘻・尿管皮膚瘻・膀胱瘻)管理の実際 | 千葉大学大学院看護学研究科 | 永野みどり |
6 |
呼吸アセスメント | 名古屋大学医学部 | 山内 豊明 |
8 |
呼吸アセスメントと在宅呼吸リハビリテーション(排痰法を含む) | 千葉大学医学部附属病院リハビリテーション部 |
古川誠一郎 |
循環アセスメント | 名古屋大学医学部 | 山内 豊明 |
10 |
循環アセスメントと在宅循環器リハビリテーション | 千葉大学大学院看護学研究科 |
眞嶋 朋子 |
腹部アセスメントと排泄ケア | 千葉大学大学院看護学研究科 | 辻村真由子 |
3 |
運動アセスメント | 名古屋大学医学部 | 山内 豊明 |
6 |
運動アセスメントと在宅リハビリテーション | 千葉県千葉リハビリテーションセンター |
田中 康之 |
感覚器アセスメント | 名古屋大学医学部 | 山内 豊明 |
2 |
フィジカルアセスメント自己演習 | 千葉大学大学院看護学研究科 | |
8 |
訪問看護方法(12) |
認知症高齢者 | 横浜市立大学医学部看護学科 | 田高 悦子 | 2 | 様々な対象への訪問看護方法について、基本的知識や最新の知見・看護技術を学ぶ。 |
在宅小児看護 | 独立行政法人国立病院機構村山医療センター | 板倉 洋子 |
2 |
在宅ターミナル患者への訪問看護 | 生麦病院 | 金子 美香 |
2 |
褥瘡の予防と褥瘡ケア | 千葉大学大学院看護学研究科 | 永野みどり |
2 |
在宅における感染症対策 | 千葉大学大学院看護学研究科 | 岡田 忍 |
2 |
嚥下障害を持つ人 | 愛知県立大学看護学部 | 深田 順子 |
2 |
在宅医療機器・器具の取り扱いの実際と家族指導(10) |
人工呼吸器 | 株式会社東機貿 | 福田健太郎 | 4 | 在宅医療機器や処置方法について、実際の危機に触れながらそれらを用いた看護技術や管理方法を学ぶことにより、訪問看護における医療処置を、自信を持って実践できるようにする。
また、家族に対する指導方法についても演習を行う。 |
在宅中心静脈栄養法管理機器、 在宅酸素機器 | テルモメディカルケア株式会社 | 糀 宏祐 |
2 |
胃瘻・経管栄養管理と家族指導 | 宮崎県立看護大学 | 小坂 直子 |
2 |
在宅での吸引の実際と家族指導 | 宮崎県立看護大学 | 小坂 直子 |
2 |
病院実習(74) |
退院支援(事前講義) | 君津中央病院地域医療センター | 杉原 幸子 | 2 | 病院実習現場での看護ケア・医療処置の技術等への実践を深めるために、病院から在宅へ移行する際に必要な最新の医療処置の知識および知識を学ぶ。 |
緩和ケア(事前講義) | 千葉県がんセンター | 西 育子 |
2 |
実習前事前学習 | 千葉大学大学院看護学研究科 | |
2 |
(選択)千葉大学医学部附属病院地域医療連携部実習 | 千葉大学医学部附属病院 | 石橋みゆき | (2) | 1.【神経内科病棟】および、2.【緩和ケア病棟】に入院している神経難病患者やがん末期患者への看護の実際を知る。さらに、最新の医療処置の知識や技術を学ぶ。
【退院支援(地域連携)部署】では、病院から在宅へ移行する人々に必要な看護を考える。※退院支援(地域連携)部署実習は必修、病棟実習は選択とする。" |
病院実習(神経内科病棟)* | 千葉大学大学院看護学研究科 | |
34 |
病院実習(緩和ケア病棟)* | 千葉大学大学院看護学研究科 | |
34 |
社会資源実習(44) |
社会資源実習 | 千葉大学大学院看護学研究科 | | 44 | 在宅療養者とその家族の生活を支える社会資源の主なものについて、見学実習を通じて理解を深め、訪問看護や在宅ケアにおける活用法について実践的に考察していく。 |
協調的問題解決方法とコミュニケーション(14) |
協調的問題解決方法と コミュニケーション | 早稲田大学紛争交渉研究所 | 鈴木 有香 | 14 | 利用者・家族・医師やケアマネジャー等、多様な価値観を持つ人と目標を共有し、相互の役割を理解して協力するためのコミュニケーションの知識と実践を学び直す。参加型学習を通じて、チーム内で訪問看護師が力量を発揮するために不可欠な連携スキルおよびチームマネジメントスキルを習得・強化する。 |
特別講義 | 特定非営利法人 若年認知症サポートセンター | 比留間ちづ子 | (2) | |
訪問看護過程(30) |
高齢者への訪問看護 | 宮崎県立看護大学
神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部看護学科 | 小坂 直子
上野 まり | 12 | 訪問看護の開始からアセスメント、計画立案、実践、評価までの訪問看護の展開過程について、事例を用いたグループワークを通して実践的に学ぶ。 |
在宅緩和ケア・看取りを支える訪問看護 | 宮崎県立看護大学
神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部看護学科 | 小坂 直子
上野 まり |
18 |
神経難病患者への訪問看護 |
訪問看護ステーション実習(50) |
訪問看護ステーション 訪問・見学 (概要把握) | 千葉大学大学院看護学研究科 | | 4 | 訪問看護ステーションの見学を通して、訪問看護ステーションの概要を把握する。また、訪問看護師の姿勢および仕事を理解することで、訪問看護師に必要な知識及びスキルを知る。 |
訪問看護ステーション実習 | 千葉大学大学院看護学研究科 | | 46 | 実際の訪問看護場面で具体的に看護を展開する過程を通して、訪問看護の専門的知識・技術を学び、訪問看護師として必要な能力を補充・補強し、実践知を深める。
受講生が互いの学びを報告しあい、学びの定着を図る。 |
訪問看護ステーション管理運営(2)* |
訪問看護ステーション管理運営 | 南区メディカルセンター訪問看護ステーション | 砂 裕子 | 2 | 訪問看護ステーションは看護師または保健師が管理者として運営し、収益事業として独立採算をめざす必要がある。ここでは、訪問看護ステーションの運営及び経営管理について学ぶ。 |
リスクマネジメント(4) |
リスクマネジメント | さいわい訪問看護ステーション夢見ヶ崎 | 武田 貴子 | 4 | 在宅療養者への訪問看護におけるリスクマネジメントについて、リスクの範囲やマネジメントのあり方、起こりうるインシデントやアクシデントと、それに対する組織的予防策・対応策のあり方について学ぶ。 |
キャリアアップ(4) |
キャリア発達論 | 千葉大学大学院看護学研究科 | 吉本 照子 | 2 | 看護師としてのキャリアを統合し、訪問看護師として自らを動機づけ続けるために必要な知識や方法について学ぶ。
さらに、「訪問看護学び直し概論」で明確にした学習課題が、ここまでの学びで解決されたかどうかを確認する。 |
学び直し課題達成評価 | 千葉大学大学院看護学研究科 | 吉本 照子 |
2 |
注:*印は、選択科目を表す。 選択科目は、受講者の看護職経験内容により受講を免除されるもので、面接を通して 決定されます。
|