2011年度

|公開講座|社会貢献|

平成23年度 看護学部公開講座

平成23年は下記のテーマで10月16日に行われました。
一般市民対象講座の受講者は35名・専門職対象講座の受講者は64名でした。

「糖尿病を知る 看護学の視点から」(一般市民対象)

 2003年の推計値では、世界の糖尿病有病者数は約1億9400万人(有病率5.1%)とされており、2025年には3億3300万人に増えると予測されています。
こうした傾向は、わが国でも同様であり、糖尿病について、多くの方々が理解しておくことは、予防可能なタイプの糖尿病を予防できるような生活習慣を身につけ、罹患した場合であっても、悪化しないような生活の仕方、セルフケアのあり方を考えていくうえで、とても役に立つことになるでしょう。
そこで今回、より多くの方々に糖尿病という病気やケアのあり方を理解していただけるよう、一般市民の皆様を対象とした公開講座を企画いたしました。「糖尿病を知る 看護学の視点から」を企画いたしました。 講師は、糖尿病看護の専門家である老人看護学教育研究分野助教の高橋良幸先生です。

日時

平成23年10月16日(日) 10:00~11:30

場所

千葉大学看護学部 講義・実習室 (亥鼻キャンパス内)

内容

糖尿病を知る 看護学の視点から
老人看護学教育研究分野助教 高橋良幸

糖尿病は今や誰がなってもおかしくない病気となりました。治療方法は大きく進歩し、血糖コントロールの改善には一定の恩恵があります。しかし、血糖値を良くするためには多くの努力を必要としているのも事実です。治療に専念するあまり大切な自分の時間を犠牲にされている方も多いかもしれません。
ここでは、最新の糖尿病についての知識と、どうしたら治療も生活も自分自身も満足できる幸せな療養生活に至れるのかについて、看護学的視点から事例を見てヒントをご提示したいと思います。最後には、糖尿病患者さんのための大規模災害時への備えについてもお話します。
皆さまのご来場をお待ちしております。

時間 講義内容等 講師等
9:30~10:00 受 付  
10:00~10:05 開講の挨拶 看護学研究科長  正木 治恵
10:05~11:20 糖尿病を知る 看護学の視点から 看護学研究科老人看護学教育研究分野助教
高橋 良幸
11:20~11:30 質疑応答・まとめ 看護学研究科 広報渉外委員会委員長
酒井 郁子
11:30 閉講の挨拶

受講料

無料

対象

一般市民 (定員100名)
(定員を超えた場合、お断わりする場合があります。)

「糖尿病を知る 看護学の視点から~エビデンスと知見にもとづくケア提供を考える~」
(専門職対象)

2003年の推計値では、世界の糖尿病有病者数は約1億9400万人(有病率5.1%)、2025年には3億3300万人に増えると予測されており、糖尿病患者数の増加は世界的な課題です。この20年、糖尿病治療における医学的なエビデンスは確実に蓄積されてきており、適切な診断・治療、より良いコントロール状態の維持が可能となってきています。
しかし、実際に、個々の患者が適切な治療・ケアにより良好なコントロール状態を維持できるためには、ケア提供のシステムや多職種連携等多くの課題があります。糖尿病患者が他疾患の治療目的で急性期病院へ入院する場合も多く、糖尿病の知識やケアへの理解が不十分なためにおこるインシデント等も問題となっています。また、わが国の糖尿病ケアのあり方を考えていく場合、日本人の耐糖能が低く、老化にともなって糖尿病が顕在化しやすいという特徴も忘れてはなりません。
そこで、今回、基礎的な医学的エビデンスをおさえた上で、これまでの糖尿病ケアの知見を紹介しながら、糖尿病ケアに関わる医療職とともに各実践の場で必要なケアについて考え、糖尿病ケアのあり方について理解を深めるべく、本講座を企画しました。
講師は、糖尿病ケア・研究の専門家である、黒田久美子准教授です。

日時

平成23年10月16日(日) 13:30~15:30

場所

千葉大学看護学部 講義・実習室 (亥鼻キャンパス内)

内容

糖尿病を知る 看護学の視点から~エビデンスと知見にもとづくケア提供を考える~ 黒田 久美子

糖尿病は、適切な治療・ケアにより、患者個々が良好なコントロール状態の維持が可能な疾患です。看護職は、個々の患者が良好なコントロール状態を維持しながら、日々の生活の安寧や人生における自己実現、人間的成長が果たせることを願ってケアを実施していきます。両者は必ずしも相反するものではありせんが、時には葛藤もあることから、ケアに携わる看護職は難しさを感じることも多いと考えられます。
本講座では、確実に蓄積されている糖尿病に関する医学的エビデンスやケアに関する知見を紹介し、多様な実践の場で必要な糖尿病ケアのあり方について、ご参加の皆様と検討したいと考えています。

時間 講義内容等 講師等
13:00~13:30 受 付  
13:30~13:35 開講の挨拶 看護学研究科長 正木 治恵
13:35~15:00 糖尿病を知る 看護学の視点から
~エビデンスと知見にもとづく
ケア提供を考える~
看護学研究科附属看護実践研究指導
センターケア開発研究部准教授
黒田久美子
15:00~15:30 質疑応答・まとめ 看護学研究科 広報渉外委員会委員長
酒井 郁子
15:30 閉講の挨拶

受講料

2,000円
(受講内定通知書をお送りする際、振込用紙を同封しますので、事前にお支払い願います。なお、一度納入された受講料は返還できませんので、予めご了承ください。)

対象

保健・医療・福祉職 (定員100名)
(定員を超えた場合、お断わりする場合があります。)