2013年度

|公開講座|社会貢献|

平成25年度 看護学部公開講座

平成25年は下記のテーマで10月20日に行われました。
一般市民対象講座の受講者は35名・専門職対象講座の受講者は69名でした。

災害看護を学ぼう
-災害への備えと長期的な避難生活を連続的にとらえたセルフケアのすすめ-(一般市民対象)

公開講座の風景1 公開講座の風景2

千葉大学は、高知県立大学、兵庫県立大学、東京医科歯科大学、日本赤十字看護大学と共同で、平成24年度博士課程教育リーディングプログラムへの申請を行い、国公私立5大学共同教育課程「災害看護グローバルリーダー養成プログラム」が採択されました。これを受け、千葉大学大学院看護学研究科に、平成26年4月より、共同教育課程共同災害看護学専攻を設置する予定です。

日本のみならず世界で生じている災害に関する多くの課題に的確に対応し、学際的・国際的指導力を発揮し、人々の健康社会構築と安全・安心・自立に寄与する「災害看護グローバルリーダー」の養成に取り組むためには、一般市民との協働は欠かせないと考えます。

災害看護に関し、千葉大学がこれまで蓄積してきた知見(学際性、中・長期的支援、新たな価値の創出、学問構築)を広く一般市民に発信し、市民が主人公となる防災、災害からの復興を支援したいと考え、一般市民向けに、本講座を企画しました。

講師は、地域保健活動の専門家である地域看護学教育研究分野教授の宮﨑美砂子先生です。

日時

平成25年10月20日(日) 10:00~11:30

場所

千葉大学看護学部 講義・実習室 (亥鼻キャンパス内)

内容

平成23年3月11日に起こった東日本大震災は、日常を瞬時に奪い去る災害の脅威を私たちに改めて印象づけました。世界で起こるマグニチュード6以上の地震のうち、約20%が日本で起こっています。日本で暮らす私たちにとって、災害は日常の延長線上にあり、備えや対応について真剣に考える時期に来ています。最近では地域防災力の強化が声高に叫ばれていますが、その基本となるのは、地域社会を構成する私たち一人ひとりの知恵、思いやり、そして行動力であると思います。

災害看護は、看護学の領域の中でも比較的新しい分野です。災害による生命や健康生活への被害が最小限となるよう、人々の健康の維持・増進・健康被害の予防の観点から支援することであり、これまでの災害にかかわる看護の実践知を検証することを通して急速に体系化が進んできています。

本講座では、災害看護による知識や経験を、専門家だけでなく市民の皆様と共有し、分かちあうことにより、さらに発展し得るものと捉えています。

災害看護を皆様方と共有し深めていくうえで今回取り上げるテーマは、「災害への備えと長期的な避難生活におけるセルフケア」です。私たち一人ひとりが災害に遭遇してもなお、地域社会の中で自分らしく生きるために、そのエッセンスとなる知識、考え方、行動について皆様と共に再考したいと思います。

話題の骨格として、以下を予定しています。

  1. 災害サイクル
  2. 長期の避難生活が及ぼす健康生活への影響
  3. 災害への対応力(個人・家族、仲間、コミュニティの観点から)
  4. 自分らしく生きるための備え
時間 講義内容等 講師等
9:30~10:00 受 付  
10:00~10:05 開講の挨拶 看護学研究科 広報渉外委員会
委員長 和住淑子
10:05~11:20 災害看護を学ぼう
-災害への備えと長期的な避難生活を
連続的にとらえたセルフケアのすすめ-
講師
看護学研究科
地域看護学教育研究分野
教授 宮﨑美砂子
11:20~11:30 質疑応答・まとめ 看護学研究科 広報渉外委員会
委員長 和住淑子
11:30 閉講の挨拶

講師

地域看護学教育研究分野教授 宮﨑美砂子

受講料

無料

対象

一般市民 (定員100名)
※定員を超えた場合、お断わりする場合があります。

災害看護を学ぼう
-現地の人々から学んだことを中・長期的な復興支援に活かす-(専門職対象)

公開講座の風景3 公開講座の風景4

千葉大学は、高知県立大学、兵庫県立大学、東京医科歯科大学、日本赤十字看護大学と共同で、平成24年度博士課程教育リーディングプログラムへの申請を行い、国公私立5大学共同教育課程「災害看護グローバルリーダー養成プログラム」が採択されました。これを受け、千葉大学大学院看護学研究科に、平成26年4月より、共同教育課程共同災害看護学専攻を設置する予定です。

日本のみならず世界で生じている災害に関する多くの課題に的確に対応し、学際的・国際的指導力を発揮し、人々の健康社会構築と安全・安心・自立に寄与する「災害看護グローバルリーダー」の養成に取り組むためには、看護職、介護職、そのほか医療・介護従事者との協働は欠かせないと考えます。

そこで、「災害看護グローバルリーダー養成」における千葉大学の強み(学際性、中・長期的支援、新たな価値の創出、学問構築)を広く発信し、市民が主人公となる長期的な復興支援における看護職の役割を共に考えたいと考え、本講座を企画しました。

講師は、被災者のメンタルヘルス支援に造詣が深い、精神看護学教育研究分野教授の岩﨑弥生先生です。

日時

平成25年10月20日(日) 13:30~15:30

場所

千葉大学看護学部 講義・実習室 (亥鼻キャンパス内)

内容

私はあるご縁から岩手県田野畑村とインドネシア・メラピ山麓の村において被災された方たちと関わらせていただいています。(細い関わりではありますが、現地訪問を許していただける限り息長く続けていく予定です。)

どちらの村においても、災害は、被災された村人たちから住居や土地、財産、生業だけでなく、家族や友人の命をも奪いました。そしてコミュニティからは、慣れ親しんできた風景、祖先から受け継がれてきた生活文化や伝統行事を奪い去りました。それにもかかわらず、お会いした村人たちは、自助自立の精神で地域コミュニティの再生に取り組んでいます。

今回の公開講座では、田野畑村とメラピ山麓の村人の自助・自立の力と助け合いの力を含めて、地域コミュニティの再生について村人から学んだことを述べたいと思います。

また、皆様とのディスカッションをとおして、災害の教訓の記憶と防備、住宅再建地でのコミュニティ醸成に向けた自主活動、被災者の苦悩と希望を、復興支援にどう生かすことができるか、一緒に考えていけたらと思います。

時間 講義内容等 講師等
13:00~13:30 受 付  
13:30~13:35 開講の挨拶 看護学研究科長
宮﨑美砂子
13:35~15:00 災害看護を学ぼう
-現地の人々から学んだことを
中・長期的な復興支援に活かす-
講師
看護学研究科
精神看護学教育研究分野
教授 岩﨑弥生
15:00~15:30 質疑応答・まとめ 看護学研究科 広報渉外委員会
委員長 和住淑子
15:30 閉講の挨拶

講師

精神看護学教育研究分野教授 岩﨑弥生

受講料

2,000円
(受講内定通知書をお送りする際、振込用紙を同封しますので、事前にお支払い願います。なお、一度納入された受講料は返還できませんので、予めご了承ください。)

対象

看護職、介護職、そのほか医療・介護従事者 (定員100名)
※定員を超えた場合、お断わりする場合があります。