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取組の内容|概要
取組の概要
医療制度構造改革が進む中で、国民の安心の確保、医療の質の向上・効率化などが求められている。そのため、病院組織のみならず、介護施設、地域において多数の看護・介護職員を管理する立場にある看護管理者の組織や資源に対する管理能力の向上は急務である。

千葉大学大学院看護学研究科の独立専攻、看護システム管理学(修士課程)では、2002年から看護管理者を現職のまま受け入れ、土曜日のみの開講、3年間の在学として、仕事と学業を両立させながら学ぶ仕組をつくり、修了者を輩出してきた。本専攻は、専門的な管理知識や問題解決能力などを学ぶだけでなく、現場の抱える複雑な問題を系統的に分析し、解決に導く方策を学ぶために、現職のままで職場の課題を取り上げプロジェクトリーダーとして取り組むという独自のプログラムを実施してきた。

この取組は、看護管理者の管理能力開発ならびに社会人の生涯学習のすぐれた先駆的モデルである。
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