看護系大学教員向け課題解決型研修 千葉大学挨拶

看護系大学教員向け課題解決型研修 千葉大学挨拶

千葉大学大学院看護学研究院附属看護実践・教育・研究共創センター主催の看護系大学教員向け課題解決型研修にご参加いただきまして、誠にありがとうございます。新型コロナ感染症の影響が長期にわたるなか、様ざまな影響を受けている方々に心よりお見舞い申し上げます。

本センターは、我が国の看護学教育分野で唯一の文部科学大臣認定教育関係共同利用拠点として、看護系大学各々では解決しがたい課題の解決や取り組みの共有により、効果的・効率的な教育改善を推進することを使命として活動しています。

そこで本センターでは、当センターを利用してくださる皆様とともに、『実践・教育・研究の良循環を通して、山積する社会的課題の解決に看護学の立場から貢献し、国民の健康の増進に資する』という活動テーマのもと、今年度より新たに参加者相互のピア・コンサルテーションを主体とした課題解決型研修をスタートいたしました。

本研修は、解決したい組織課題を持ち、対象者が自ら力を発揮しながら望む場所で生き、生活することを支援するという看護の目的を共有している看護系大学教員を対象とし、すべてオンラインで行います。この研修により、参加者の皆様が相互に刺激し合い、支援し合いながら、自大学や自身の課題を俯瞰的に見つめなおし、それぞれの力をよりよく発揮することができるよう支援していきたいと思っています。

また、本センターの中核事業である「“Society5.0看護”創出拠点-ピア・コンサルテーションを通じて共創する人間中心の健康支援方略-」事業の一環として開催するものであり、課題解決のプロセスをデータとして蓄積し、社会に発信していきます。

ご参加いただきました皆様が、日々のさまざまな努力や対応を振り返り、参加者の方々と共有することを通して、明日からの看護学教育に活かせる成果が得られることを期待しています。どうぞよろしくお願いいたします。

千葉大学大学院看護学研究院長
諏訪さゆり
千葉大学大学院看護学研究院長