看護学研究科長より皆様へ 日本最大規模の大学院で看護学の知の創出と社会実装を実現する3看護学研究科長 千葉大学大学院看護学研究科は、博士前期課程・後期課程を有する看護系大学が約30%ある中で、日本における最大規模の大学院生を有する大学院です。 全国から集う大学院生は、看護系大学学部生のストレート進学者から、豊富な臨床経験を有する看護管理者まで、非常に幅広い層の看護専門職者から構成されています。多様かつ多くの大学院生が在籍するからこそ、同じ科目で相互に学び合うことによって、大学院生自身が新たな気づきや学びの原動力を得ており、これは本大学院で学ぶ利点といえます。 カリキュラムの最大の特徴は、学際性と国際性を重視し、看護の変革を目指す点です。学際性とは、複数の学問領域の視点から横断的に物事を捉えたり、追究することです。変化する社会要請に伴い、看護専門職者が対峙する健康課題は、看護学単独、あるいは看護学のある専門領域のみでは解決が難しくなりつつあります。看護学研究者が、横断的かつ学際的に連携することは、より効果的で発展的な看護を可能にします。千葉大学では、総合大学の強みをいかし、他学問領域との連携による学際性の涵養を基盤とし、看護学における新たな理論やモデルを創出する教育研究者、エビデンスに基づき臨床現場を改革する高度な看護実践者を育成することをミッションとしています。 また、千葉大学では全員留学を推奨しています。本大学院では、看護専門職者として社会人を継続する大学院生が遠隔地からも履修できる科目を整備しており、その1つとしてグローバルな視野を拡げ、国際性の向上を目指すプログラムも用意しています。 本大学院で真□に学びたいと考える皆様が、看護学における知の創出と社会実装を実現できるよう、看護実践・教育・研究の往還を重視する教育研究者一同で皆様のチャレンジをお待ちしております。
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