千葉大学看護学部では、豊かな人間性を養うための一般教養と、看護学の基礎となる人間のからだや生活、保健医療のしくみ、専門的実践的な看護学を4年間でバランスよく学んで行きます。 カリキュラムは一般教養を身につけるための「普遍教育科目」、看護学の基礎となるからだや生活、保健医療のしくみを学ぶ「専門基礎科目」、専門的実践的な看護学を学ぶ「専門科目」で構成されています。また、研究に関連する科目が各年次にあり、4年生で卒業研究を行うために必要な基礎的な能力を1年生から積み上げていきます。 看護学の専門科目を学びながら、学内演習や臨地実習を通して看護実践能力を磨いていきます。実習は、少人数のグループにわかれ、医学部附属病院をはじめ、保健所や介護老人保健施設等の各種施設で行います。普 遍教育科目専 門教育科目研 究実 習1年次生活者との交流実習 地域で生活する様々な人々との交流を通して、看護への関心を高めます。1年次専門基礎科目2年次看護基盤実習2年次3年次訪問看護実習(6〜7月)育成期看護コア実習 出産後の母親と赤ちゃん、病気をもち入院している子どもへの看護援助を実践する能力を養います。成熟期看護コア実習 手術を受ける患者さんや慢性疾患をもつ入院患者さん、高齢者ケア施設に入所している方への看護援助を実践する能力を養います。地域生活支援コア実習 精神疾患をもつ患者さんを受け持ち、看護援助を実践する能力を養います。保健師が行っている家庭訪問等に参加し、地域で暮らす住民への看護援助を実践する能力を養います。3年次専門科目コア実習(10〜6月)看護マネジメント実習4年次4年次4年次統合実習(6〜7月)助産実習※国際発展科目群、地域発展科目群、学術発展科目群※各学年、第3ターム(8月〜9月)ならびに、第6ターム(2月〜3月)は国際的・文化的能力の向上を目指し、留学等を推奨する期間と位置付けています。看護の革進Ⅰ(入門)、看護学原論、形態機能学Ⅰ、連携協働実践Ⅰ、看護実践と研究Ⅰ、人々の生活と健康Ⅰ(多様性の理解)、形態機能学Ⅱ、健康セルフマネジメント演習、形態機能学Ⅲ、感染看護学(微生物学・免疫学)、病態生理学Ⅰ(病理学総論)、代謝栄養学(生化学・栄養学)、生活者との交流実習、薬理学、病態生理学Ⅱ(病理学各論)、連携協働実践Ⅱ など看護技術論Ⅰ、看護技術論Ⅱ、家族看護学、疫学・保健統計学Ⅰ、連携協働実践Ⅲ、Global Health and NursingⅠ、コミュニケーション英語、疫学・保健統計学Ⅱ、看護の革進Ⅱ(自己教育)、連携協働実践Ⅳ、Global Health and NursingⅡ、看護の革進Ⅲ(拡大) など看護実践と研究Ⅰ(8〜9月) 病院に入院している患者さんをひとり受け持ち、患者さんの看護の必要性を判断し、それにもとづいて看護を提供するという「看護過程」を学びます。看護実践と研究Ⅱ 訪問看護師とともに療養者が暮らす場所へ訪問することを通して、生活の場における看護について学びます。看護実践と研究Ⅲ 学生各自が関心のある領域を選び、チームアプローチを含めて総合的な看護実践能力を養います。 看護マネジメントの実態の見聞を通して、質の高い看護サービスを提供するためのしくみを創造する能力を養います。 妊産婦を受け持ち、助産と産後の母子に対する看護実践能力を養います。※履修条件と人数制限があります。看護実践と研究Ⅳ(卒業研究)7カリキュラムの構成と特徴実習の流れ
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