JSPS 野地有子科研Aプロジェクト(FY 2017〜2021 科学研究費補助金)
Nursing care for global:Cultural Diversity

nGlobe交流スタディ2021 (6月_Web開催)
多文化環境と看護ケア
〜ドイツとの交流セミナー〜
質疑応答

セミナーで頂いた質問に対する質疑応答を掲載します。


Q1:
ドイツの病院では異文化コミュニケーションやコンフリクトマネジメント、倫理的課題への取り組みについては臨床に出てからの院内教育としてどのようにしていますか。

Q2:
パニックになると患者さんは母語が出てしまうと思いますが、その時に対応できる方がどのくらいいらっしゃるのですか?対応者は常時滞在していますか?遠隔なども利用されていますか?

Q3:
異文化理解については問題の根源は「先入観」かと思います。この事例では「羞恥心はみんな同じはず」というものだったのかと思います。この先入観はなかなか排除するのが難しいとおもいますが、自分と同じはずというものを手放し、違いあることを前提にして相手を知るという態度はどのように身につけたらよいでしょうか

Q4:
緊急手術などで、事前準備ができない中での意思決定支援や治療方針の決定にどう介入しているか。実際に良かれと思った治療、解除、ケアで問題になったことはあるか?その際の解決できた経緯、今後のためのマニュアル整備などはあったか?移民看護師の配座草木に言語的な壁によって差があるのか?

Q5:
患者の最期の迎え方についての意思表明と、最期までその人らしい生き方を支援するための取り組み等についてお伺いしたいです。宗教や文化等の違いからくる死生観や、最期の迎え方、最期を迎える場所等について。

Q6:
施設における看護師教育の実際についてお聞きしたいです。ドイツでは多くの移民を受け入れてきた経緯があると伺いました。異なる文化圏で看護基礎教育を受けてきた看護師も大生いらっしゃると思います。そのような方々への教育活動で困ったことや工夫されていることなどをお聞きしたいです。

Q7:
多文化対応の教育を実施する中で、参加者のどのような変化がみられましたか?また外国人患者のスタッフの評価はどのように変わってきましたか?

Q8:
ウテ先生から話のあったガイドラインの内容をもう少し知りたいです。

Q9:
IPIKAの教育モデルの実際や教育のタイミングや方法について知りたい。

Q10:
カリアさんの話の中で、ベトナム人の話がありましたが、なんでも「はい」というがわかっているかわかっていないのかわからないという場合、どう対応しているのか知りたい。

Q11:
どのように、自文化と他文化の歩みよりを促進できるか。コミュニケーションスキルや工夫など。どんな研修方法、教育方法があるか等について知りたい。