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地域看護システム管理学
専攻の概要インターンシップ
インターンシップ

2007.11.26
横須賀市立市民病院(神奈川県)
地域看護システム管理学では、インターンシップを、医療福祉制度やケア体制の発展過程を理解した上で現地に赴き、ケアシステムの具体的な構成と機能を実感し、国内外の地域ケアシステムの実態と課題について「学ぶ」機会と位置づけています。 訪問先は、学生自身の課題をより広い視野で捉えることにより、課題プロジェクトの計画・実施に役立つように、各々の学生の立場や課題に沿って決めています。
平成19年度は、11月26日に横須賀市立市民病院を訪ね、看護部長 有谷金子様、地域医療連携室長 後藤美恵子様から、地域医療連携のお考えと具体的な活動についてうかがいました。
待っていてはできない face to face
地域看護システム管理学専攻 島里慶子
自施設において、平成18年に医療連携支援センターが新たに開設され、兼任ではあるが、センターの責任者を担うこととなった。院内の組織はどうにか形にはなったが、問題は地域への窓口として、どのように地域に認知してもらうか、であった。
そんな時横須賀市立市民病院 地域医療連携室へのインターシップのお話があり、訪問することとなった。横須賀市立市民病院、地域医療連携室は平成12年4月の診療報酬改定で地域医療が大きくクローズアップされた頃、開設となり、他の病院の連携室と異なる特徴としては、@地域医療連携 A在宅医療 B相談業務の3つの機能を連携させていることだ。最近はこのような機能を持った連携室は多いが、ここが先駆けであったようだ。
地域の開業医を対象とした研修会はもとより、地域住民のための勉強会や患者会の活動支援を沢山行っており、地域住民に開かれた「相談及び情報提供」の窓口となっていることが、解った。そして、開業医を訪問し、困っていることはないか等を実際にお会いして話合いを行っており、face to faceを重要視していることも解った。そこから連携が始まるということを学ぶことができた。今回のインターシップは、自分の関心事でもある、地域連携や医療連携支援センターの運営に大いに参考となるインターシップとなった。