国公私立大学病院副看護部長研修

弘前大学

弘前大学医学部附属病院

報告者氏名:工藤 順子

平成24年度
国公私立大学病院副看護部長研修
医療器材洗浄業務の一元化に向けて

[概要]
当院の医療器材洗浄業務は材料部と手術部それぞれに外部委託の作業員を配置して行っている。手術部では看護師も洗浄工程の一部を請け負っているが,手術件数の増加により業務は増える一方である。このような状況の中,手術部設置の医療器材洗浄装置が故障修理を繰り返しており早期の機器更新が望まれていた。そこで,手術部の洗浄業務を材料部へ移行し,手術部看護師の周辺業務を減らす事で本来の業務である手術看護に専念することを助け,人材の有効活用をしたいと考えた。事務部門と連携し,関係部署の了解を得て材料部・手術部の洗浄業務一元化の実践計画を立案した。
結果,洗浄装置の設置場所が確保され,機器の更新が決定,次年度から業務移行に向けて検討することになった。しかし,休日の業務対応や時間外の作業監督者の確保が課題として残された。