千葉大学看護学部におけるCollaborative Online International Learning（COIL）
千葉大学看護学部では、自由科目「Global Health and Nursing II」の一環として、海外の多くの大学と学生交換プログラムを確立しています。特に、米国アラバマ大学の看護学部であるCapstone College of Nursing（CCN)とは、20年以上にわたって学生交換プログラムを継続しており、千葉大学看護学部から200名以上の学生を派遣してきました。
2018年以降、千葉大学看護学部とCCNは、これまでのプログラムに新たにというオンライン学習のモジュールを加え、学習体験のさらなる充実をはかりました。
このオンラインでのモジュールは、情報通信技術（ICT）を活用し、千葉大学看護学部学生とCCNの学生および教員間で、ビデオチャットや画像/ビデオ/テキストメッセージングなどのさまざまなツールを使用して、共同で学習する機会を提供します。国内にいながら、異なる文化の間で議論や意見交換を推進するように構成されています。
COILを通じて、学生は、1）異文化間コミュニケーションスキルを研鑽し、2）周産期の母親と新生児の健康をトピックとして、社会経済文化的要因と健康との関連や、多様な背景をもつ対象への看護について理解を深めることを目標としています。
千葉大学のCOILプログラム
