千葉大学看護学部精神看護学部教育分野

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アラバマ大学との交流

平成8年度よりアラバマ大学看護学部との間で単位互換プログラム「異文化看護演習(Transcultural Nursing, TCN)」を提供しています。
これまで207名の学生をアラバマ大学に送り出しました(平成26年3月末現在)。残念なことにアラバマ大学から来日した学生数は19名と少ないです。しかし、来日時には多くの学部生・大学院生がボランティアとしてアラバマ学生との交流を進めてくれています。
千葉大1

千葉大2
2013年7月、アラバマ大学の学生4名が千葉大学でTCNを受講しました。
学生はゼミに参加し、病院、保健センター、助産院などを見学しました。また、千葉大学の学生の案内で、茶道や着付け、神社参拝などの文化体験も満喫しました。
シミュレーター演習
2014年2月、千葉大学の学生9名がアラバマ大学でTCNを受講しました。
学生は、様々な状況設定に基づくシミュレーター演習、異なる体格や肌の色の採血モデル、褥瘡処置用モデルなど豊富な教材に目を見張ったようです。
救急医療用ヘリ
救急医療用ヘリ(Helicopter Emergency Medical Service)を用いた看護演習のひとこま。
アメリカではフライトナースと救命救急士が搭乗し、救命処置を行います。

海外からのお客様

ウキさん
Mary G. Umlauf先生(写真右)はフルブライト講師・研究員として、2012年9月から6ヶ月間滞在されました。Nursing Research と Scholarly Writing for Publication の授業を提供してくれました。Scholarly Writing の受講者は学術誌に英文エッセイを投稿し、見事アクセプトされました。
救急医療用ヘリ
フィンランドのセイナヨキ応用科学大学看護学部からMira Köykkäさんを、特別聴講生として受け入れました。お別れ会の様子です。

卒業生・修了生の近況

服部ふみ子さん(99年卒業、Yale University 留学中)
千葉大1
千葉大2
千葉大学の皆さん、こんにちは。私は99年に学部卒業後、神奈川県立の精神科病院と保健福祉事務所で9年間看護師及び保健師として働きました。その後患者様に少しでもよい看護を提供するために出来ることは何だろうかと考えアメリカへの留学を決めました。現在はイェール大学看護大学院修士課程の精神科ナースプラクティショナー(NP)コースに在籍中です。ここイェールのNPプログラムではNPとして必要な知識や技術から、最新のエビデンスに基づく看護実践、現場レベルから国際的レベルまでを視野に入れたリーダーシップ論などまで学びます。時事的な問題も、現在アメリカ議会の焦点の一つであるオバマケアから、今年5月に13年ぶりに改訂された精神障害の診断のガイドラインであるDSM(診断と統計の手引き)第5版まで、実践に必要な部分の理解からその背景まで読み進めて学びます。クラスメイトとの出会いもここでの貴重な経験の一つです。国内や海外から集まった仲間と目標を共有し切磋琢磨する環境のおかげで、自分一人では挫折しそうな困難な課題にも挑戦することが出来ます。この留学をして改めて母校で培われた力の偉大さに気付きました。千葉大で学んだ看護の実践と理論との両方を探求する姿勢が、精神科NPとして学びを深めるのに大切な基盤になっています。大学院終了後は専門性を活かして、患者様の健康の増進に、また精神看護の発展に尽くして行きたいと考えています。
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