グローバル地域ケアIPEプラス創成人材の育成プログラム

学習内容

学習到達目標

GRIPでは「専門職連携実践能力」と「社会課題解決能力」を合わせた12の学習到達目標を設定しています。参加学生は学位や能力によって個々に適した到達レベルを設定し,達成に向けた学習に取り組みます。

学習到達目標

科目一覧

世界中の多様な「地域特有の健康課題」に取り組み、それぞれの現場での最適解を導き出す人材を育成するため、本学で2007年から実施している医薬系学部を横断した「専門職連携教育プログラム-亥鼻IPE」を全学に発展させ、さらに複数の国の複数の専門領域の学生がお互いに学びあうプログラムとなっています。事前学習はJV-Campus等を活用してオンライン中心で行い、海外での現地演習を経て、バーチャルワークショップで学習成果を共有します。

授業科目 授業科目の内容
専門職連携基礎 IPE (Interprofessional Education) の起源と理論的背景、必要性をSDGsの関連から論述し、基本的な理論から専門職連携実践活動を学ぶ。
専門職連携実践1 専門職連携実践活動に必要な役割と責任、コミュニケーション、患者・利用者・住民との関係構築を学ぶ。
専門職連携実践2 患者・利用者・住民へのサービス品質向上に向けた専門職連携実践のためのリーダーシップとメンバーシップと倫理的実践を学ぶ。
Cultural Competency and Cultural Humility 異なる伝統、教育システム、言語を持つ国同士のコミュニケーションを促進するインターカルチュラルな実践を学ぶ。
社会課題解決基礎 社会課題の解決に必要な地域アセスメント、課題抽出、目標設定、方策立案、評価計画立案の一連の流れをシミュレーションシナリオを用いて学ぶ。
社会課題解決応用 社会課題の解決に必要なステークホルダーとの合意形成と対立の解決方法、コンサルテーションの実際をシミュレーションシナリオを用いて学ぶ。
専門職間社会課題解決演習(ISL) 海外の提携大学所在地において、現地のサービス活動にチームとして参加し、健康に関連した社会課題解決に取り組む。事前学習、現地演習、事後のバーチャルワークショップにより構成する。