メッセージ


千葉大学看護学部は2025年で創立50周年を迎えました。本講座は、母性看護学、リプロダクティブヘルス看護学、健康増進看護学へと統合再編を経てきましたが、私たちの使命とその根底にある本質は、脈々と受け継がれています。いのちの誕生そして女性と家族の生涯にわたる健康に深くかかわる領域であり、学部教育では主に母性看護学と助産師教育を担当し、看護師・保健師・助産師となる人材を育成しています。私たちは、育成期家族のWell-beingの向上と自分らしい性と生の健康増進を目指して、看護学の実践・教育・研究を推進しています。
母性看護学同窓会は30年以上に渡り、同窓生同士の学びと交流の場として活動してまいりました。実践、教育、研究、国際・社会貢献活動をはじめ各界でご活躍されている同窓生の存在は、本学の誇りです。卒業後も世代を超えて、互いに高め合える関係を大切にできることを嬉しく思います。これからも共に未来を歩むパートナーとして、先輩方そして将来の後輩たちと末永く繋がり発展していけることを願っています。
前原 邦江
母性看護学同窓会 会長