学部1年生

看護学部での生活
阿南 安希代
看護学部1年次(千葉県出身)

千葉大学看護学部に入学して早3ヶ月が経とうとしています。4月の入学以降、入学前に想像していたよりもずっと楽しい大学生活で、毎日が本当にあっという間に過ぎています。
1年生の授業は一般教養と専門科目があるので、今は西千葉キャンパスへ週3日、亥鼻キャンパスへ週2日通っています。一般教養では幅広い分野の講義を受講するため、接した事のない世界が垣間見えて新鮮です。看護の専門科目は、今は座学中心ですが、熱心な先生方が看護とは、人間とは、自らの経験も踏まえ教科書以上のお話をして下さるので、つい講義に引き込まれてしまいます。

部活・サークル活動もすごく楽しいですよ!部活やサークルに参加している人は多く、私も医学部水泳部に参加しています。部活のおかげで、学年・学部を超えた多くの方々と知り合え、また授業だけでは味わえない色々な経験が出来て、大学生活の幅が広がりました。

入学して驚いたのは、出会う方々の人柄のよさです。看護学部は一般選抜・推薦入学・社会人特別選抜・3年次編入学と様々な入試形態があるため、学生の中にも色々な経歴を持つ方がいます。そういった違いもひっくるめて互いに打ち解けていて、皆の心の広さを感じます。1人1人明るく楽しく、でも芯はしっかりしていて、楽しいながらも刺激を受ける日々です。また、先生方も熱心で内容の濃い講義をして下さる一方で、生徒からもどんどん話かけられるような親しみやすい雰囲気を持っています。
私は目の前の援助を必要としている人に、自分が具体的な支援が出来るようになりたい、と思い看護を志しました。そして出来る限り高い看護教育を受けたいと思い千葉大学を選び、今のところ入って良かったと思う日々です。今後は、緩和ケア等の分野に興味があるのですが、まだ1年ですので、あまり限定しすぎず色々な事を吸収していきたいと思っています。皆さんも一緒に千葉大学看護学部で学んでみませんか?お待ちしています!

看護の道を選んで
尾形 真野
看護学部1年次(社会人入試・神奈川県出身)

私が看護の道に進もうと決めたきっかけは、2年間のアフリカ体験です。青年海外協力隊員として西アフリカのニジェールに赴任し、村落部における生活向上を目的とした活動を行いました。私が暮らしていた小さな村には医者がおらず、そのため、適切な治療を受けられない村人がたくさんいます。そうした人々と共に生活していくうちに、病気で苦しむ人の助けになりたい、また、病気を治せなくとも、せめてその心の負担を和らげてあげたい、と考えるようになったのです。一人ひとりの心の負担や痛みを考慮し、多様な視点から総合的に看護学を学びたいと感じ、専門学校ではなく大学で学ぶことを選びました。

今、実際に勉強していて感じることは、「学び」の楽しさです。千葉大学は総合大学なので、「看護学」という専門だけに偏ることなく、教育学や社会学などの様々な授業を選び、学ぶことができます。こうした科目は、一見、看護師の勉強と関係ないように見えるかもしれません。しかし、看護師は、赤ちゃんから年配の方まで、広く様々な人たちと係わり合う仕事です。専門的なものの考え方だけでなく、広く複合的な視野と柔軟な考え方を身につけることが必要になります。そのためには、自分の興味のある授業や科目を選び、自主的に学びを得ることが大切なのだと思います。

また、千葉大学の看護学部では、様々な学生が一緒に勉強しているため、とても刺激的です。社会人入試で入学した私は、一般入試の学生とは年齢が10歳ちかく離れていますし、すでに看護師として働いてきた3年次編入生や、海外からの留学生も在学しています。ディスカッションやグループ作業では、自分の視点からだけでは見えてこなかった、様々な意見や感受性に気づかされることが多く、新たな発見に毎日わくわくしています。こうした多種多様な学びを得ることができる環境のなかで、様々な価値観を持つ学生と共に看護師を目指す、それが千葉大学看護学部で勉強する際の、大きな魅力のひとつなのだと思います。

このページの上部へもどる

学部2年生

男も看護してます
西村 亘
看護学部2年次(埼玉県出身)

看護職は長い間女性の手の中にありました。現在も女性主体の分野であることは否めないでしょう。事実、我が看護学部2学年に在籍している男性は1割に満ちません。
斯くいう私も少々経緯あって看護の門を叩いたものの、あまりに多い女性陣に「果たしてここでやっていけるのか」と自分の行く末を案じたものです。 ですが、男性だからといって白い目で見られることは皆無であり、皆分け隔てなく親身に接してくれます。私の場合も例に漏れず、程なく和気の中で軽快に大学生活を送ることになりました。

西村
所属している水泳部のみんなです。 これでもほんの一部です。

部活やアルバイト、『亥鼻祭』という亥鼻キャンパス独自の文化祭の準備、献血ボランティア、パトロールやゴミ拾いなどの地域活動など、私が現在取り組んでいるものは両手にこぼれんばかり。毎日が楽しいことの連続で、心地よく時間に追われています。積極性があれば何でもできるのが千葉大学というフィールドです。自分は何を快いと思い、どんなことに関心があるのか。己をよりよく知る上でも、大学生活において思いつくことは何でもやってみることをお勧めします。 さて、男性だからお話しできることにも少し触れたいと思います。
とかくこの学部にいると「男なのに何で看護なの?」とよく訊かれます。同輩の男子学生にも様々ありますが、少なくとも私の志望理由にそこまでの特別な理由はありません。強いて言うなれば、皆と同じく「看護職に可能性と魅力を感じたから」といったところ。男性だからといって妙に気構えることはありません。
残念ながら男性の看護師にはできないことがあります。2年生から始まった看護実習においてもその鱗片は感じます。法律上男性が助産師の資格を取得することができないことからも察して頂けるのではないでしょうか。しかし、裏を返せば男性の看護師にしかできないこともあるはずなのです。私はそれが茫洋と広がる視界の先にあると信じています。
どんな形であれ、将来を患者さんに捧げるべく看護学部に飛び込んだ自分に後悔はありません。自分にしかできない看護を醸成させるべく、今日もユニフォームに袖を通します。

充実した学生生活
中沢 春花
看護学部2年次(神奈川県出身)

昨年の春に入学してから早一年。こんなにも時の流れを速く感じるのは、充実した学生生活を過ごせているからなのかもしれません。
千葉大学では2年生になると亥鼻キャンパスで本格的に看護を学びます。看護の基本技術を身につける授業があり、学生同士で技術の練習を行うのですが、相手の気持ちを考え、様々な観点から相手を見つめ、さらに自分は効率よく看護を行わなければならず、毎回苦労しています。しかし、グループの皆と何が一番良いのかを考え話し合い、解決できたときの喜びや達成感は忘れられません。こうやって学んでいけるのも先生方が親身になって教えてくださるからだと思います。

私が千葉大学を志望した理由の1つに、オープンキャンパスでのある出来事がありました。高校3年生の夏、オープンキャンパスで採血を体験させてくれるブースがあり、ただ先生が教えてくれるのだと思って軽い気持ちで挑戦してみたのですが、実際にやってみると先生は、なぜこうしようと思ったのか、これには何の意味があるのか、そうされたら患者さんはどう感じるかなどを私に考えさせながら丁寧に教えてくれました。高校生相手にここまでやってくれるのかと印象が強く、その熱意に惹かれて千葉大学を志望したのです。熱心に、厳しく、私たちに考えさせながら教えくださる先生のご指導のもと、高い志を持った仲間たちとこれからも切磋琢磨していきたいです。

最後に、私が学生生活を送る上で常に意識していることがあります。それは、広い視野を持つということです。私は助産師になりたくてこの大学を目指したのですが、入学して気付いたことは、自分があまりにも他の分野のことを知らなさすぎるということでした。もちろん、助産師になりたいという夢は持ち続けています。しかしそれだけに捕われるのではなく、視野を広げて様々な分野を学ぶなかで、本当に自分が進みたい道を見つけていけたら良いな、と思います。

このページの上部へもどる

学部3年生

活動広がる大学生活
久貝 波留菜
看護学部3年次(東京都出身)

千葉大学看護学部に入学してついに3年目に入りました。これまでの大学生活を振り返ると本当にたくさんのことがありました。そして残り半分を切った大学生活でもたくさんのことを学び経験していくのだと予感しています。
私は大学を決めるとき、千葉大学看護学部を選び、受験しました。それはいろんな情報を収集して、評判や卒業後の進路の広がり等を考えた結果でした。入学してみると、大学生活や授業は私の予想をはるかに超え、素晴らしいものでした。教員は皆とても熱意をもって、質の高い看護の教育を提供してくださります。また、自分で学ぶことの大切さを知り、生涯学び続ける看護職者ならではの自己学習能力を身につけることもできます。何よりも教員が看護をとても誇りに思っていることがわかり、私も看護がどんどん面白いものだと感じるようになりました。

また、千葉大学には豊かな設備や多くのカリキュラムがあり、自分の興味のあることに挑戦する機会が多くあります。私も実際にいろんな授業を選択しながら、部活動やボランティア活動など様々な活動を行っています。夏休みや春休みには海外語学研修というプログラムがあることを知り、私はこれに参加しました。1か月間カナダで英語や現地の文化を学んだり、他国の学生と交流を持ったりとたくさんの貴重な体験と多くの友人を得ることができました。

私の友人には、西千葉キャンパスのサークルに参加している人や、バイトをたくさんしている人、部活に燃えている人、長期の休みに海外でボランティアをしてきた人、そしてもちろん看護の学びにとても意欲的な人など実にたくさんの人がいます。みんな自分のスタイルで大学生活を楽しんでいるように見えます。そして、こんなにも充実した大学生活を送ることができるのは千葉大学だからこそだと感じています。千葉大学看護学部でお待ちしています!!

千葉大学での充実した学生生活
高田 いつ奈
看護学部3年次(石川県出身)

早いもので、千葉大学看護学部に入学してから二年半が経ちました。今春には基礎看護実習を終え、来月には訪問看護実習を控えています。より実践に向けた学習に取り組んでいる毎日です。

私が千葉大学に入学して感じた事は、看護職を目指す学生が皆生き生きしていることでした。科目の内容や難易度も高校とはかなり異なる上に、学年が上がるにつれ科目が増えてさらに苦労が増していきます。グループワークやレポート、技術演習の練習などやらなくてはならないことが山積みで辛く感じることもありましたし、憧れていた看護と現実の違いに戸惑い、出口が見えなくなることもありました。しかし、それを投げ出さずにいられたのは、同じように苦労しながらも生き生きとしている仲間や、学生を導いてくださる先生方の存在のおかげだったと思います。特に、千葉大学看護学部の先生方は看護界を引っ張ってこられただけあって、非常に丁寧で熱心な講義をしてくださいます。しかし、ただ知識の提供をするのではなく、学生一人ひとりの意見や考えを引き出すような、また、様々な事柄について自分で考えることができるような環境の提供をしてくださるのです。このような環境で看護を学べるということはとても自分の成長の手助けとなっており、千葉大学看護学部に入学して本当によかったと実感しています。

高田
年に2回病院でのコンサートを行っています。大学病院でのクリスマスコンサートの写真です。

また、亥鼻キャンパスでは部活動も大変盛んで、多くの学生が積極的に活動しています。私は、亥鼻弓道部とゐのはな音楽部に所属していますが、授業以外で他学部の学生や先輩、OB・OGの方々、地域の人々と接することにより、非常に感性や社会性が磨け、生活にハリが生まれたと思います。他大学との交流も多く、関東圏にたくさんの友人ができました。

千葉大学では、学習面においても部活動やボランティアなどの課外活動においてもとても充実した生活が送れると思います。一緒に千葉大学看護学部で看護学を学びましょう。

このページの上部へもどる

学部4年生

充実した学生生活を自分で作り出せる空間…千葉大学
遠藤 千鶴
看護学部4年次(千葉県出身)

「総合大学として様々な可能性を持つ千葉大学で、学びを深めたい」そう面接で話してから、早くも3年半という月日が経ちました。
看護とは何か、対象者は何を必要としているのか、自分は何ができるのか。看護学生としてこうしたことを学び、自分なりに探求をしてきた日々だったと思います。しかし、面接の際に自分の口で述べたように、千葉大学看護学部での生活はそれだけではなく、まさに様々な可能性に繋がっていました。振り返ってみれば、自分が思う以上に色々な活動に参加し、多くの方と交流する機会があったと思います。

遠藤
サークル夏合宿での一幕

私が関わってきた活動を振り返ると、手話サークルや介助ボランティア、ISO学生委員会、学生会、それからアルバイトを二つ掛け持ちしていたこともありました。気付けば、これだけの課外活動にいそしんでいたのです。そして、無意識のうちにコミュニケーション力や効率よく動くための思考、目上の方への態度など、多くのことを吸収していたと思います。
何より、沢山の方と出会い、交流を深められたことはとても楽しかったし、重要な経験だったと思います。
日本では、単純に看護師になるだけならば4年も歳月を必要としません。しかし、あえて4年間の学生生活を選ぶのは、多くの時間を掛けて他者と触れ合い、自分を見つめ直し、自らの可能性を広めるためなのではないでしょうか。
4年生になり、将来のことを真剣に考え始めると、「看護師」という職業以外にも色々な道が存在していて、悩むこともあります。しかし、それは悪いことではなく、自分の可能性が以前よりも広がったということなのです。千葉大学看護学部で学生生活を送ってきたからこその贅沢な悩みだと思っています。

自分次第で、学生生活が何万倍も楽しく、実りのあるものになる。千葉大学は、そのためのフィールドが整っています。皆さんも人生の中で最も重要な4年間を、この学舎で過ごしてみませんか。

3年次編入学で得たもの
黒田 恵
看護学部4年次(3年次編入学・千葉県出身)

看護専門学校を卒業し、病院での5年間の病棟勤務を経て、昨年4月に3年次編入学生として千葉大学看護学部に入学しました。数年ぶりの受験勉強は正直大変でした。しかし、入学してからは毎日が充実しており、思い切って受験して本当によかったと感じています。

黒田
アルバータ大学語学研修の際に撮った写真です

千葉大学看護学部では現役生、3年次編入生の他に、社会人学生、外国人留学生など、様々な立場の学生が一緒に学んでいます。授業形式は講義形式だけではなく、グループ討議があり、様々な立場の学生が自分の立場から発言をするので、様々な価値観を学ぶことができます。講義形式の授業では、看護実践における基礎を各分野の教授から学ぶことができます。授業内容が高度であるので、一度看護学を学んだ経験があってもとても魅力的です。また、3年次編入生のみを対象とした授業科目が設けられており、今までの臨床経験をもとに授業が進められるので、今までの看護を振り返るとともに、自分自身の今後の学習課題が明確になりました。

千葉大学は総合大学であり、看護学分野以外の角度から物事を捉える視点を得られるという点も千葉大に入学してよかったと思える一因です。3年次編入生は、西千葉キャンパスで普遍科目を履修することになります。普遍科目では看護学とは異なる分野の専門家から話を聞くことができるので、新たな発見を得られ視野が広がります。また、他学部に所属する友人とは、それぞれの専門分野の立場から語り合え、世代も異なるので、様々な価値観を共有できとても面白いです。私は、昨年の夏に大学の語学研修プログラムで、カナダのアルバータ大学に短期留学をしてきました。一ヶ月という短い間でしたが、ホームステイをしながら異国文化を学び、様々な国のクラスメート達と英語を学ぶという貴重な体験をしてきました。

千葉大学看護学部に編入したことで、看護学という専門分野を深く学ぶと共に、広い視野を持つ事の重要性を体感しながら学んでいます。再び学生になることに不安はあると思いますが、それ以上に得られるものが大きいことを実感しています。

このページの上部へもどる