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領域の紹介
研究・教育内容
感染症の中には人為的な原因によるものもあり、最も患者と接する機会が多く、また様々な医療行為に関わる看護職がその防止に果たす役割は大きい。しかし、微生物は目に見えないため、感染症の原因となる微生物の性質や所在、伝播経路および除去の方法について十分な知識を有することが、感染の防止にとって不可欠である。また、感染を受ける宿主に対する理解も必要であり、宿主の抱える疾患の病態生理を把握し、特に易感染状態をひきおこす状況について熟知していなければならない。本専門領域では、この2つの視点から、対象の有する疾患とそれによりもたらされる生体防御能の低下を正しく認識すること、看護職者として適切な感染防止が実施できること、感染防止を中心に看護ケアの改善につながるような知見を養生することを目的として教育・研究を行っている。
