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エンドオブライフケア看護実践論

2016年度

更新日/Date of renewal 2016/04/06
概要
/Brief Description
がん患者のみならず、吸器疾患、循環器疾患、難病、認知症等の慢性疾患の晩年期、高齢者の終生期等、領域横断的エンド・オブ・ライフケアについて、各自の既習学習における経験をもとに、事例を通して深く考える科目とする。
目的・目標
/Objectives and Goals
<目的>
現代医療の中で多様な療養の場におけるエンド・オブ・ライフケアが必要な患者・家族へのケアにおいて、看護師が果たすべき役割は何かを考える。
<目標>
1.
ホスピス/緩和ケア、エンド・オブ・ライフケア、意思決定支援など、関連用語について整理できる。
2.
エンド・オブ・ライフケアが必要な患者の身体的、心理的、社会的、スピリチュアルな問題を明確化することができる。
3.
エンド・オブ・ライフケアが必要な患者の家族への支援を計画することができる。<
4.
グループワーク、全体討議において、他者の意見を聞き、自分の意見を整理して述べることができる。
5.
エンド・オブ・ライフケアが必要な患者・家族へのケアについて、自分の考えを整理することができる。
授業計画・授業内容
/Course Plans and Contents
この科目は講義とグループワークによる事例検討を基本とし、発表と全体討議など、受講した学生と教員との相互交流をしながら学ぶ学習スタイルをとる。
10月5日(水)
1-2回目:コースガイダンス、エンド・オブ・ライフケアの用語の定義、対象理解、看護の方法の基本的概念の理解、事前指示と意志決定支援、倫理的判断
10月12日(水)
3-4回目:地域で暮らす高齢者のエンド・オブ・ライフケア
10月26日(水)
5-6回目:がん患者のエンド・オブ・ライフケア
11月2日(水)
7-8回目:クリティカルケアにおけるエンド・オブ・ライフケア、レポート提出
3-8回目では講義と併せて事例検討を行う。事例検討については、グループで決めた課題解決のために各自がメンバーシップを発揮するようお互いが協力して進めることが前提となる。
検討する事例は、グループワークに先立ち事前に配布する。図書館等で文献や資料を収集し、検討ならびに発表資料が作成できるよう準備をしておく。
教員はグループファシリテータとして随時、必要な支援を行う。
教科書・参考書
/Textbooks/Reference Books
長江弘子編:看護実践にいかすエンド・オブ・ライフケア,日本看護協会出版会,2014
評価方法・基準
/Evaluation Procedures and Criteria
グループワークへの参加状況(30点)、事例検討のグループ発表と全体討議(30点)、課題レポート(40点)で評価する。
課題レポートの評価:内容については、科目の到達目標に関する知識・理解の達成度で評価する。
レポートの構成についての評価は、論理性、独創性等で評価する。
備考
/Remarks
具体的なスケジュールはガイダンス時に提示する。
また出席は 原則として、出席しグループワークに参加することを単位取得の前提条件とする。

2017年度

更新日
/Date of renewal
2017/04/07
概要
/Brief Description
がん、呼吸器疾患、循環器疾患、難病、認知症等の慢性疾患の晩年期、高齢者の終生期等、領域横断的エンド・オブ・ライフケアについて、既習学習における知識をもとに模擬事例を用いて看護計画を立案し、グループ討議を通して現代医療の中で多様な療養の場におけるエンド・オブ・ライフケアが必要な患者・家族へのケアにおいて、看護師が果たすべき役割を考える。
講義とグループワークによる事例検討を基本構成とし、発表と全体討議など、受講した学生と教員との相互交流をしながら学ぶ学習スタイルをとる。
目的・目標
/Objectives and Goals
【目的】 
現代医療の中で多様な療養の場におけるエンド・オブ・ライフ・ケアが必要な患者・家族へのケアにおいて、看護師が果たすべき役割は何かを考える。

【到達目標】
1.
ホスピス/緩和ケア、エンド・オブ・ライフ・ケア、意思決定支援など、関連用語について整理できる。
2.
エンド・オブ・ライフ・ケアが必要な患者の身体的、心理的、社会的、スピリチュアルな問題を明確化することができる。
3.
エンド・オブ・ライフ・ケアが必要な患者の家族への支援を計画することができる。
4.
グループワーク、全体討議において、他者の意見を聞き、自分の意見を整理して述べることができる。
5.
エンド・オブ・ライフ・ケアが必要な患者・家族へのケアについて、自分の考えを整理し支援計画に反映することができる。
授業計画・授業内容
/Course Plans and Contents
第4ターム 水曜日 Ⅲ・Ⅳ         場所:セミナー室5
第1回
10月4日 コースガイダンス、事例検討の進め方、課題レポートについて  石橋
第2回
エンド・オブ・ライフ・ケアの用語の定義、対象理解、看護の方法の基本的概念の理解、事前指示と意思決定支援、倫理的判断  増島 石橋
第3回
10月11日 地域で暮らす高齢者のエンド・オブ・ライフ・ケア  石橋
第4回
事例検討、発表  石橋
第5回
10月25日 がん患者のエンド・オブ・ライフ・ケア 増島
第6回
事例検討、発表  増島
第7回
11月8日 クリティカルケアにおけるエンド・オブ・ライフ・ケア 眞嶋
第8回
事例検討、発表 眞嶋
授業外学習
/Self Study
【課題レポート】
指定課題:
現代医療の中で多様な療養の場におけるエンド・オブ・ライフ・ケアが必要な患者・家族へのケアにおいて、看護師が果たすべき役割を考察しなさい。
レポートは、グループワークの討議内容を踏まえ、且つ、関連する文献を適切に引用・参照して記述すること。

提出方法
4000字程度、A4、縦、横書で作成し、ページ番号を付すこと
レポートには表紙を付けて、科目名、指定課題、学籍番号、氏名を記載すること
締切:平成29年11月30日(木)17時 学務係のレポートボックスに提出
教科書・参考書
/Textbooks/Reference Books
江弘子編:看護実践にいかすエンド・オブ・ライフケア,日本看護協会出版会,2014
その他、授業資料を配布する
評価方法・基準
/Evaluation Procedures and Criteria
100点満点で評価する。点数配分は以下のとおりである。
グループワークへの参加状況(30点)、事例検討のグループ発表と全体討議(30点)、課題レポート(40点)で評価する。原則として、出席しグループワークに参加することを単位取得の前提条件とする。

レポート評価の観点
科目の到達目標に照らし、知識・理解の達成度を評価する。また、文献を適切に引用して考察できているか、自身の考察の論点を明確化しているか等論理性、独創性の観点から評価する。

2018年度

担当教員
/Instructor
石橋 みゆき , 増島 麻里子 , 眞嶋 朋子
受講対象
/Students for whom Course is Intended
3年次、4年次学生、編入生
更新日
/Date of renewal
2018/03/20
概要
/Brief Description
がん、呼吸器疾患、循環器疾患、難病、認知症等の慢性疾患の晩年期、高齢者の終生期等、領域横断的エンド・オブ・ライフケアについて、既習学習における知識をもとに模擬事例を用いて看護計画を立案し、グループ討議を通して現代医療の中で多様な療養の場におけるエンド・オブ・ライフケアが必要な患者・家族へのケアにおいて、看護師が果たすべき役割を考える。 講義とグループワークによる事例検討を基本構成とし、発表と全体討議など、受講した学生と教員との相互交流をしながら学ぶ学習スタイルをとる。
目的・目標
/Objectives and Goals
【目的】 
現代医療の中で多様な療養の場におけるエンド・オブ・ライフ・ケアが必要な患者・家族へのケアにおいて、看護師が果たすべき役割は何かを考える。

【到達目標】
1.
ホスピス/緩和ケア、エンド・オブ・ライフ・ケア、意思決定支援など、関連用語について整理できる。
2.
エンド・オブ・ライフ・ケアが必要な患者の身体的、心理的、社会的、スピリチュアルな問題を明確化することができる。
3.
エンド・オブ・ライフ・ケアが必要な患者の家族への支援を計画することができる。
4.
グループワーク、全体討議において、他者の意見を聞き、自分の意見を整理して述べることができる。
5.
エンド・オブ・ライフ・ケアが必要な患者・家族へのケアについて、自分の考えを整理し支援計画に反映することができる。
授業計画・授業内容
/Course Plans and Contents
第4ターム 水曜日 Ⅲ・Ⅳ         場所:セミナー室5
第1回
10月3日 コースガイダンス、事例検討の進め方、課題レポートについて  石橋
第2回
10月3日 エンド・オブ・ライフ・ケアの用語の定義、対象理解、看護の方法の基本的概念の理解、事前指示と意思決定支援、倫理的判断、次回の検討事例と課題の提示  増島 石橋
第3回
10月10日 クリティカルケアにおけるエンド・オブ・ライフ・ケア  眞嶋
第4回
事例検討、発表、次回の検討事例と課題の提示  眞嶋
第5回
10月24日 がん患者のエンド・オブ・ライフ・ケア 増島
第6回
事例検討、発表、次回の検討事例と課題の提示  増島
第7回
11月7日 地域で暮らす高齢者のエンド・オブ・ライフ・ケア 石橋
第8回
事例検討、発表 石橋
授業外学習
/Self Study
【課題レポート】
指定課題:
現代医療の中で多様な療養の場におけるエンド・オブ・ライフ・ケアが必要な患者・家族へのケアにおいて、看護師が果たすべき役割を考察しなさい。
レポートは、グループワークの討議内容を踏まえ、且つ、関連する文献を適切に引用・参照して記述すること。
提出方法
4000字程度、A4、縦、横書で作成し、ページ番号を付すこと
レポートには表紙を付けて、科目名、指定課題、学籍番号、氏名を記載すること
締切:平成29年11月28日(水)17時 学務係のレポートボックスに提出
教科書・参考書
/Textbooks/Reference Books
江弘子編:看護実践にいかすエンド・オブ・ライフケア,日本看護協会出版会,2014
その他、授業資料を配布する
評価方法・基準
/Evaluation Procedures and Criteria
100点満点で評価する。点数配分は以下のとおりである。
グループワークへの参加状況(30点)、事例検討のグループ発表と全体討議(30点)、課題レポート(40点)で評価する。原則として、出席しグループワークに参加することを単位取得の前提条件とする。

レポート評価の観点
科目の到達目標に照らし、知識・理解の達成度を評価する。また、文献を適切に引用して考察できているか、自身の考察の論点を明確化しているか等論理性、独創性の観点から評価する。