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生きるを考える

2016年度

学科(専攻)・科目の種別等
Department/Division
教養展開科目(生命コア関連)
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授業コード
Class Code
G15F12101 科目コード
Course Code
G15F121
授業の方法
Course Type
講義・演習 単位数
Credits
2
期別
Semester Offered
後期 曜日・時限
Day & Period
火3
授業科目
Course Title
生きるを考える
Nursing Science for the End of Life
担当教員
Instructor
眞嶋 朋子
履修年次/セメスター
Students' Year/Semester to take the Course
  時間数
Total Hours
30時間 受入人数
Maximum Number of Students
約80名
受講対象
Students for whom Course is Intended
自学部他学科(自研究科他専攻)  
Students of Other Departments
他学部(他研究科)
Students of Other Schools
科目等履修生
Non-degree Students
教室等
Classroom
G2
概要
Brief Description
 本授業は、人間の尊厳を考え、終末期にある人々を支えるために、看護学を中心に、終末期医療に携わる専門家、哲学、政治学を専門とする講師により幅広い視点が提供される。保健医療福祉の最前線で病いを持ちながら生きる人々と支える人々の現場で何が起こっているのか、様々な立場から、多様な人々の生きる力を学び、自らの今後の生き方や将来展望に新たな視座が提供される。
目的・目標
Objectives and Goals

15 Core Competencies for General Education
講義の目的:人の尊厳、終生期にある人々を支えるケアを探求することにより、幅広く深い教養が身に付き、豊かな人間性が育まれることを目的とする。
具体的な目標は以下の通りである。
1.
人の尊厳とは何かを理解し、生きることの意義を実感する。
2.
終生期にある人とその家族の心のありようを深く知る。
3.
終生期を支える医療施設、福祉施設、地域でのケアについて理解する。
4.
終生期の患者、家族を支える様々な職種について理解する。
1_知へのいざない
Introduction to Knowledge
知識力
Knowledge
 
探究力
Exploration
技術力
Technique
 
情報力
Information
批判力
Critical Thinking
2_人間のふるまい
Human Behavior
倫理観
Ethics
実践力
Practice
 
社会性
Sociability
自然観
View of Nature
 
創造性
Creativity
3_社会とのかかわり
Social Engagement
国際力
Global Attitude
地域力
Community Oriented Attitude
生活力
Vitality
指導力
Leadership
 
主体性
Independence
授業計画・授業内容
Course Plans and Contents
第1回
眞嶋朋子(千葉大学):生きるを考える(エンド・オブ・ライフ・ケア看護学の紹介)
第2回
池崎澄江(千葉大学):エンド・オブ・ライフに関連する日本のデータと施策
第3回
増島麻里子(千葉大学):がん患者のエンド・オブ・ライフ・ケア
第4回
正木治恵(千葉大学):高齢者のエンド・オブ・ライフ・ケア
第5回
佐藤奈保(千葉大学):子どもとエンド・オブ・ライフ・ケア
第6回
山崎章郎(ケアタウン小平クリニック院長):緩和ケア病棟・ホスピス医の考えるエンド・オブ・ライフ・ケア
第7回
秋山正子(白十字訪問看護ステーション):在宅で療養する人とその家族のエンド・オブ・ライフ・ケア~どんな時でも命は輝く~
第8回
高橋在也(千葉大学):文学・芸術の意味と生きること
第9回
錢淑君(千葉大学):台湾におけるエンド・オブ・ライフ・ケアに関わる政策 ー「安寧緩和医療条例」の紹介
第10回
野地有子(千葉大学):文化を考慮に入れた医療とEOL(ELNECから)
第11回
関谷昇(千葉大学法政経学部):エンド・オブ・ライフ・ケアの時間と空間:政治学の視点から
第12回
今村恵美子(千葉大学):晩年期にある人々とスピリチュアリティ・スピリチュアルケア
第13回
中村伸枝(千葉大学):生まれてから死ぬまで 発達の支援からのエンド・オブ・ライフ・ケア
第14回
石橋みゆき、赤沼智子(千葉大学):グループワーク
第15回
和住淑子、黒田久美子、石橋みゆき(千葉大学)グループワーク発表
第16回
眞嶋朋子  まとめ、レポート提出 
Moodleを活用し講義終了後、フィードバックを書くことを通して、自分に身近な問題として「生きるを考える」ことを期待している。
キーワード
Keywords
終末期医療、人の尊厳、ホスピス、エンド・オブ・ライフ・ケア、臨床倫理、意思決定
教科書・参考書
Textbooks/Reference Books
参考文献は 授業の初めに別途 提示する
評価方法・基準
Evaluation Procedures and Criteria
毎回の出席はカードリーダーで行う。(10回以上の出席が履修要件となる)
授業開始30分を経過した後にカードリーダーに入力することができる。
カードリーダーが一巡した後は出席とは認めない。
学生証を忘れたときは、授業開始前に「出席票」を提出する。
カードリーダーエラーは、授業終了後に「出席票」を提出する。
Moodleを活用して、講義資料を提示する。
Moodleによる授業後のレスポンスペーパーは7回以上提出する。
レスポンスペーパーは評価対象ではないが7回より少ない場合は減点対象となる。
評価は出席(20%)、レスポンスペーパーの提出回数(20%)、最終日の課題レポート(60%)により、総合的に評価する。

2017年度

更新日
/Date of renewal
2017/03/16
概要
/Brief Description
本授業は,人間の尊厳を考え、エンド・オブ・ライフ・ケアを必要とする人々を支えるために,看護学の教育,実践者,終末期医療に携わる医師,哲学・教育学、政治学の専門家により講義が提供される。エンド・オブ・ライフ・ケアの研究で,どのようなことが明らかになっているのか,実践の最前線で何が起こっているのか,日本国内のみならず,国外のエンドオブライフケアの制度や実践方法にはどのようなものがあるのか,このような疑問に答えていき、最終的には、学生同士で議論を行い、自らの将来展望等を見出すことを期待する。
目的・目標
/Objectives and Goals
講義の目的:エンド・オブ・ライフを生きる人々を支えるケアを探求することにより、幅広く深い教養が身に付き、豊かな人間性が育まれることを目的とする。 具体的な目標は以下のとおりである。
1.
エンド・オブ・ライフの視点から人の尊厳とは何かを自ら考え、生きることの意義を実感する。
2.
エンド・オブ・ライフ・ケアを必要とする人とその家族の心のありようを深く知る。
3.
エンド・オブ・ライフを支える医療施設、福祉施設、地域でのケアについて理解する。
4.
エンドオブライフケアを考えることにつながる芸術、法律、文化について理解する。
15の力
/15 Core Competencies for General Education
1_知へのいざない
/Introduction to Knowledge
知識力
/Knowledge
探求力
/Exploration
技術力
/Technique
情報力
/Information
批判力
/Critical Thinkin
   
2_人間のふるまい
/Human Behavior
倫理観
/Ethics
実践力
/Practice
社会性
/Sociability
自然観
/View of Nature
創造性
/Creativity
3_社会とのかかわり
/Social Engagement
国際力
/Global Attitude
地域力
/Community Oriented Attitude
生活力
/Vitality
指導力
/Leadership
主体性
/Independence
 
授業計画・授業内容
/Course Plans and Contents
10月3日
第1回眞嶋朋子(千葉大学):生きるを考える(エンド・オブ・ライフ・ケア看護学の紹介)
10月10日
第2回池崎澄江(千葉大学):エンド・オブ・ライフに関連する日本のデータと施策
10月17日
第3回増島麻里子(千葉大学):がん患者のエンド・オブ・ライフ・ケア
10月24日
第4回正木治恵(千葉大学):高齢者のエンド・オブ・ライフ・ケア
10月31日
第5回佐藤奈保(千葉大学):子どもとエンド・オブ・ライフ・ケア
11月7日
第6回山崎章郎(ケアタウン小平クリニック院長):緩和ケア病棟・ホスピス医の考えるエンド・オブ・ライフ・ケア
11月14日
第7回高橋在也(千葉大学):文学・芸術の意味と生きること
11月21日
第8回秋山正子(白十字訪問看護ステーション):在宅で療養する人とその家族のエンド・オブ・ライフ・ケア〜どんな時でも命は輝く〜
12月5日
第9回錢淑君(千葉大学):台湾におけるエンド・オブ・ライフ・ケアに関わる政策ー「安寧緩和医療条例」の紹介」
12月12日
第10回野地有子(千葉大学):文化を考慮に入れた医療とEOL(ELNECから)
12月19日
第11回関谷昇(千葉大学法政経学部):エンド・オブ・ライフ・ケアの時間と空間:政治学の視点から
1月9日
第12回今村恵美子(千葉大学):晩年期にある人々とスピリチュアリティ・スピリチュアルケア
1月16日
第13回中村伸枝(千葉大学):生まれてから死ぬまで 発達の支援からのエンド・オブ・ライフ・ケア
1月23日
第14回石橋みゆき、和住淑子、黒田久美子、眞嶋朋子(千葉大学):グループワーク
1月30日
第15回和住淑子、黒田久美子、石橋みゆき(千葉大学)グループワーク発表
2月6日
第16回眞嶋朋子  まとめ、レポート提出 
Moodleを活用し講義終了後、フィードバックを書くことを通して、自分に身近な問題として「生きるを考える」ことを期待している。
授業外学習
/Self Study
なし
キーワード
/Keywords
終末期医療、人の尊厳、ホスピス、エンド・オブ・ライフ・ケア、臨床倫理、意思決定
教科書・参考書
/Textbooks/Reference Books
参考資料は授業ごとに別途提示する
評価方法・基準
/Evaluation Procedures and Criteria
毎回の出席はカードリーダーで行う。(10回以上の出席とレスポンスシートの提出が履修要件となる)。評価は出席(20%)、レスポンスペーパーの提出回数(20%)、最終日の課題レポート(60%)により、総合的に評価する。
履修要件
/Prerequisit
第1回目の授業の開始時に履修希望理由を1000字以内でまとめ、提出すること。
教員から許可のあったもののみ履修が可能となる。グループワークのレポート、最終レポートは教室で記載し、公欠等の特別な理由がない場合の追加提出は認めない。カードリーダーが一巡した後は出席とは認めない。代理でカードリーダを通したり、白紙でのレスポンスペーパー提出は不正行為とみなし、履修継続を認めない。
グループごとに着席するなど、教員の指示に従うこと。
学生証を忘れたときは、授業開始前に「出席票」を提出すること。
カードリーダーエラーは、授業終了後に「出席票」を提出すること。
備考
/Remarks
Moodleを活用して、講義資料を提示するので原則的には資料は配布しない。

2018年度

担当教員
/Instructor
眞嶋 朋子
受講対象
/Students for whom Course is Intended
1,2年次生を中心に4年次まで可
更新日
/Date of renewal
2018/03/26
概要
/Brief Description
本授業は,人間の尊厳を考え、エンド・オブ・ライフ・ケアを必要とする人々を支えるとはどのようなことなのかについて考える機会を提供するものである。病や死に向き合う人々の体験を知り、エンド・オブ・ライフを見据え,生きるとはどのようなことなのかをというような疑問に答えていくものである。人の生まれてから死ぬまでの各段階におけるエンド・オブ・ライフの考え方について,看護学の教育・研究者の立場から講義が提供される。生きるを考えるⅡ(文化・地域医療)の講義と連動した内容である。
目的・目標
/Objectives and Goals
講義の目的:エンド・オブ・ライフ終生期にある人々を支えるケアを探求することにより、幅広く深い教養が身に付き、豊かな人間性が育まれることを目的とする。 具体的な目標は以下の通りである。
1.
人の成長・発達の視点からエンド・オブ・ライフを考えることができる。
2.
エンド・オブ・ライフの視点から人の尊厳とは何かを自ら考え、生きることの意義を考える。
3.
エンド・オブ・ライフ・ケアを必要とする人とその家族の心のありようを深く知る。
15の力
/15 Core Competencies for General Education
1_知へのいざない
/Introduction to Knowledge
知識力
/Knowledge
探求力
/Exploration
技術力
/Technique
情報力
/Information
批判力
/Critical Thinkin
     
2_人間のふるまい
/Human Behavior
倫理観
/Ethics
実践力
/Practice
社会性
/Sociability
自然観
/View of Nature
創造性
/Creativity
   
3_社会とのかかわり
/Social Engagement
国際力
/Global Attitude
地域力
/Community Oriented Attitude
生活力
/Vitality
指導力
/Leadership
主体性
/Independence
 
授業計画・授業内容
/Course Plans and Contents
10月2日
第1回眞嶋朋子(千葉大学):生きるを考える(エンド・オブ・ライフ・ケア看護学の紹介)
10月 9日
第2回池崎澄江(千葉大学):エンド・オブ・ライフに関連する日本のデータと施策
10月16日
第3回増島麻里子(千葉大学):がん患者のエンド・オブ・ライフ・ケア
10月23日
第4回正木治恵(千葉大学):高齢者のエンド・オブ・ライフ・ケア
10月30日
第5回佐藤奈保(千葉大学):子どもとエンド・オブ・ライフ・ケア
11月6日
第6回今村恵美子(千葉大学):晩年期にある人々とスピリチュアリティ・スピリチュアルケア
11月13日
第7回中村伸枝(千葉大学):生まれてから死ぬまで 発達の支援からのエンド・オブ・ライフ・ケア
11月27日
第8回和住淑子、眞嶋朋子(千葉大学):グループワーク・発表 レポートは後日Moodleで提出すること
Moodleを活用し講義終了後、フィードバックを書くことを通して、自分に身近な問題として「生きるを考える」ことを期待している。
授業外学習
/Self Study
授業の中で講師が提示した課題について、授業後のレスポンスシートの記載しムードルにて提出する
キーワード
/Keywords
終末期医療、人の尊厳、ホスピス、エンド・オブ・ライフ・ケア、臨床倫理、意思決定
教科書・参考書
/Textbooks/Reference Books
参考資料は授業ごとに別途提示する
評価方法・基準
/Evaluation Procedures and Criteria
毎回の出席はカードリーダーで行う。(6回以上の出席と6回レスポンスシートの提出,最終レポート提出が単位取得の要件となる)評価は出席(20%)、レスポンスペーパーの提出回数(20%)、最終日の課題レポート(60%)により、総合的に評価する。グループワークのレポート、最終レポートはムードルで提出する、公欠等の特別な理由がない場合の追加提出は認めない。
関連科目 /Related course 生きるを考えるⅡ(文化地域医療)と連動している
備考
/Remarks
カードリーダーが一巡した後は出席とは認めない。
学生証を忘れたときは、授業開始前に「出席票」を提出する。
カードリーダーエラーは、授業終了後に「出席票」を提出する。
Moodleを活用して、講義資料を提示する。