エンド・オブ・ライフケア看護学への千葉大学の取組

生きるを考える/2015年度

2015年度 普遍教育教養展開科目 「生きるを考える」の開講について

この講座は、2007年~2009年に開講された千葉大学普遍教育教養展開科目「いのちを考える 医療の原点を見つめて」の実績を踏まえて、新たに多様な疾患、多様な療養場における生を考える科目として2011年度よりスタートしました。
この授業では医師、看護師、哲学者など、この分野の第一線で活躍するエキスパ-トを招き、幅広い視点で様々な人々の生きる力についてお話しいただきます。
2013年度の「生きるを考える」では約260人が受講し、感動の声を残しました。医学、看護学、薬学はもちろん、教育、法学、工学、など、それぞれの分野で応用できるエッセンスが詰まっています。

普遍教育 教養展開科目(コアF関連)「生きるを考える」

[開講期]後期 火曜 III限(12:50~14:20)西千葉キャンパス 総合校舎B号館
[担当]エンド・オブ・ライフケア看護学講座

  月日 講義項目 講義内容  
1 10月6日 長江 弘子
(千葉大学大学院看護学研究科 特任教授)
エンド・オブ・ライフケアとは?
地域で最期まで生ききるために大切なこと
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2 10月13日 足立 智孝
(亀田医療大学看護学部 准教授)
エンド・オブ・ライフと倫理
~安楽死と尊厳死を中心に~
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3 10月20日 アルフォンス・デーケン
(上智大学 名誉教授)
-生きるを考える
~哲学・宗教学の立場から~
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4 10月27日 射場 典子(認定NPO法人健康と病いの語りディペックス・ジャパン理事) 健康と病いの語りデータベースとは
-病いを生きる人々の語り-
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5 11月10日 鈴木 信行
(NPO法人患者スピーカーバンク 理事長)
「生きるを考える」
~毎日を楽しく生き抜くコツを一緒に考える~
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6 11月17日 遠山 玄秀(船橋市 日蓮宗上行寺 副住職) 生きるとは
~生きるために死を考える~
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7 11月24日 高橋在也
(千葉大学大学院看護学研究科 特任助教)
文学・芸術の意味と(死ぬことを含む)生きること 詳細
8 12月1日 秋山 正子
(白十字訪問看護ステーション統括所長、
暮らしの保健室室長)
エンド・オブ・ライフケア
~生活の場での看取りを支えるには?~
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9 12月8日 藤本 啓子
(患者のウェル・リビングを考える会 代表)
リビングウィル
~生老病死と向き合うために~
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10 12月15日 沖田 伸也(黒砂台診療所 院長) 生きるを考える
~在宅医の立場から~
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11 12月22日 高橋 眞生
(カネマタ薬局代表取締役、
千葉県在宅ネットワーク理事、薬剤師)
薬剤師の考える
エンド・オブ・ライフケア
~地域ケアにどうかかわるのか~
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12 1月12日 冴木 杏奈(歌手・女優) 自分らしく生きる
~歌うことは生きること~
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13 1月19日 横湯 園子(元中央大学教授、元北海道大学教授 専門領域 教育臨床心理学、臨床心理士) 魂への旅路
 ー戦災から震災へ、そして今
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14 1月26日 山崎 章郎
(ケアタウン小平クリニック 院長)
ホスピス医の考えるエンド・オブ・ライフケア
スピリチュアリティとは?
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15 2月2日 日野原 重明
(聖路加国際大学 名誉理事長)
生きるとは
-私の100年の人生から学んだ生き方-
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評価方法

出席、レスポンスペーパーの提出回数、課題レポートにより総合的に評価する

シラバス詳細

普遍教育「生きるを考える」のシラバスは下記をご確認ください。

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