教育活動

教育活動

本領域では、行政サービスを担う保健師の活動方法に焦点をあて、家族や地域で生活する人々に個別に関わる看護を基盤にしながら、ケア体制づくり、地域づくり、行政施策づくりにかかわる公衆衛生看護の専門知識や技術に関する教育活動を行っています。本領域の教育目標は、
1.人々の社会生活を豊かにするための看護のあり方の追究、
2.予防活動に貢献する看護のあり方の追究、
3.看護固有の機能を組織的に適用する方法の追究

であり、学部創設以来これらを重視して教育活動にあたっています。

近年では特に、卒業時点での看護実践能力向上をめざして教育方法・内容を工夫しています。地域看護実習では、実習を通して修得すべき看護実践能力を「到達目標」として精選して学生に提示し、学生の自己教育力育成を意識した教育方法を取り入れています。統合実習では、地域住民のニーズ把握を中核的な学習とし、ニーズに基づいた保健師活動の計画立案能力の育成強化をめざしています。