院生紹介

院生紹介

こんにちは!私たちは現在、地域看護学領域に在籍している博士前期/後期課程の院生です。ここでは、在籍している院生と院生生活の様子について、ご紹介します。興味を持った項目について是非クリックして続きをご覧ください。

在籍している院生は、保健師として行政や企業で実践を積み重ねてきた人、看護師として病院でキャリアを積んできた人など様々です。これまでに学部から直接進学した人もいます。また、現職の大学教員や子育て中のパパ・ママなど、院生以外の「もう一つの草鞋(わらじ)」をはいている院生もいます。

2020年度在籍の院生は、博士後期課程が5名、前期課程3名、研究生1名の計9名です。年代も20歳代から50歳代まで幅広く、それぞれのライフスタイルやキャリアの中での役割をこなしながら、自分の研究課題に向き合い、研究活動に邁進しています。

続きを読む >>閉じる

研究活動

前期の院生は2年をかけて、後期の院生は3年をかけて、論文を執筆します。それぞれの研究テーマについて、教員との集団指導と個別指導を組み合わせたゼミを基軸に、深め、形にしていくことが大学院での最大の課題になります。

また、年に数回開催される中間報告会では、各自の研究計画を発表し、ディスカッションをすることでさらに計画を精錬させていきます。
(過去の論文の題目は、下記リンク先を参照してください)

学士課程の教育活動への参画

大学院修了後の進路として、将来教員・研究者となる院生が多い傾向があります。そのため、学士課程の教育活動の一部に、ティーチングアシスタントとして参画する機会が設けられています。

定例勉強会:海外博士論文抄読会・地域看護勉強会・理論勉強会・英文アブストラクト抄読会

地域看護学領域では、前期・後期課程の院生全員、教員が一緒に参加し、定例勉強会として抄読会や勉強会、英文アブストラクト抄読会をそれぞれ年間数回開いています。

海外博士論文抄読会

博士課程がすでに定着している欧米の博士論文を、英語の原著で読み、論文内容を発表し、研究課題や概念枠組、研究方法等についてディスカッションを行います。博士課程の院生は、1年間で1論文(1冊)、前期課程の院生は、2年間で1論文を読む事を目標にしています。
領域開始当初からの抄読会で、領域の資料室に配架されている博士論文の蔵書コレクションも充実したものになっています。また、後期課程の3年生は、最新の英文ジャーナルを元に、研究の流行や最新のトピック等について発表し、ディスカッションを通し、院生全員が国際学会での発表や英文ジャーナルへの投稿を目指しています。また、後期課程の3年生は、最新の英文ジャーナルを元に、研究の流行や最新のトピック等について発表し、ディスカッションを通し、院生全員が国際学会での発表や英文ジャーナルへの投稿を目指しています。
(過去に読まれた論文の題目は、下記リンク先を参照してください)

地域看護勉強会

地域看護勉強会は、2つの目的をもって行っています。1つ目の目的は、地域看護学が追求すべき最新の問題・課題を取り上げ、地域看護領域の看護職者として果たすべき役割・機能について、ディスカッションを通し検討することです。2つ目の目的は、研究方法論を取り上げ、特に質的研究方法について理解を深め各自の研究活動に活用することです。
主に後期課程の院生や前期課程の2年生がリーダーになり、4~5名の院生及び研究生がチームになってプレゼンを行います。企画や準備をチームで進めていくのですが、ここ数年は学部生の参加もあり、学年・課程を超えて、お互いが知りあい、最新のトピックや研究方法を学びながら、今までの経験の交換や共有をする良い機会となっています。
(過去に取り上げたテーマについては、下記リンク先を参照してください)

理論勉強会

看護学をはじめ、看護学に関連した周辺諸科学(教育学、社会福祉学、経営学等)の理論について、理論が構築された背景や特徴、発展の経緯などについて学びを共有します。

英文アブストラクト抄読会(平成26年度まで)

平成26年度からスタートした新たな抄読会です。地域看護学講座に属する3領域合同(地域看護学、訪問看護学、保健学)で開催します。目的は、国際学会での発表や英文ジャーナルへの投稿を目指して、学会誌に採用された英論文のアブストラクトを抄読し、その学会誌の性質や、英論文のロジック、役に立つ論文の英語表現を学ぶことです。
各領域の院生が主に発表を担当しますが、3領域合同という領域を越えた貴重な場であり、将来的に海外の学術誌への投稿を目指す橋渡しのような勉強会になることを目指します。

お楽しみ「院生生活、やっていけそうかな ?」

院生として研究に取組む道のりは、確かに大変で試行錯誤の連続ですが「楽しみ」も沢山あります。
院生間でのランチやお茶の時間も楽しい交流タイムです。皆が集まった時の話題は本当に豊富で、今日の夕飯のおかずの相談、夢中になっている趣味から、時には学問的な討論にまでおよび、時間を忘れて楽しく集っています。
また年に数回、領域で飲み会を開催して、お互いの労をねぎらい美味しいお酒と料理でパワーを充電しています。先生や院生の新たな一面を発見して毎回驚きの連続です。

続きを読む >>閉じる

地域看護学領域には、様々な年代や背景を持つ院生同士で、気軽に話し合い相談ができるという環境があります。この領域の自由で相互に助け合う雰囲気が、院生それぞれの研究を進めていく上でも、とても役に立つ大切なものであると感じています。

領域がこのような貴重な場になっているのも、やはり宮﨑先生はじめ領域の先生方、大学のバックアップというような、多様な人材や学び方を受け入れ、応援してくださる姿勢や体制があってこそだと思います。

大学院に入学を検討されているみなさま、是非一緒に学ぶ仲間になって下さい。

(2020年度大学院生一同)

続きを読む >>閉じる