卒業生・修了生の場

卒業生・修了生の場

10期生 久保木 知子 (香取健康福祉センター)

千葉大学看護学部卒業後、保健所保健師一筋25年目となりました。現在は主に感染症やエイズ予防を担当しています。

保健所では、専門知識を必要とする業務、関係機関とのコーディネート能力が重要な業務が増えていますが、「個々の支援を大切にしながら、受け持ち地域の健康課題をみつけて解決に結びつける保健師の視点はわすれないぞ」という思いで頑張っています。

県(保健所等)に勤務する保健師のこと知りたい!という学生さんは気軽に声かけてくださいね。

23期生 宮城 恵美子

皆様こんにちは。私は在学中の実習で地域看護に魅力を感じ、卒業後沖縄県の離島の村に就職しました。現在は、県に再就職し、保健所で結核業務に携わっています。また、昨年はわずかな期間でしたが、被災地支援で保健師として必要とされている状況を体験しました。保健師の仕事は地域の健康を高めるお手伝いをしながら自分自身もたくさんの住民の方々、他職種の方々との関わりを通じて成長できる魅力ある仕事と感じています。興味ある方は是非、お仲間になりませんか。

34期生 杉浦 友紀江 (安城市健康推進課成人保健係)

現在は、健康増進・介護予防事業に携わっています。(体操教室や健康講話など)

担当している事業(体力測定事業、総合型介護予防事業など)の立案から実施まで、先輩保健師の助言のもと、行っています。

私は、「人が大好き!」というのが、保健師を目指した理由です。

新米保健師の私の知識や経験の引き出しは少ないですが、住民と一緒になって答えを探していくことには自信があります。

振り返ると、大学で学んだ対象の捉え方や姿勢、考え方が私の支えとなっているのかもしれません。

働き始めて半年、毎日新しい学びや発見があります。まだ知らない保健師という職業の魅力と可能性に出会えると思うと、今から楽しみです。

23年度博士前期課程修了生 高橋 秀治

現在取り組んでいる活動として、住民の方が主体的に健康づくりに取り組み、地域の健康づくりをリードする存在となることを期待し、受け持ち地区の住民の方と健康学習会を行なっています。また、大学院で取り組んだ研究テーマである「人の一生涯にわたる健康づくり」を実践していくことを目指して、今まで連携のとれていなかった学校保健や産業保健などの健康づくりを担う人との定期的な話し合いを行なうことから始めています。

大学院で学ぶことは大変なことも多かったですが、それ以上に看護を改めて学ぶ楽しさを感じることができ、保健師の専門性がさらに明確に描けるようになりました。これからも住民と地域看護の発展のために頑張っていきたいと思っています。