学部1年生

千葉大学看護学部に入学して
田原 麻莉亜
看護学部1年次(一般選抜)

私は将来、外国で活躍する看護師になりたいと思っています。また、チームバチスタの看護師のように医療知識をもつ看護師にもなりたい、そんな自分の夢に一番近づける大学は千葉大学だと思い、志望し、入学しました。千葉大学看護学部は国立大学唯一の看護学部で、日本の看護界を先導してきた歴史があり、今も日本の看護界を牽引する先輩方を輩出しています。入学して感じたことは、本当に千葉大学に入学できてよかったということと、千葉大学で学べることはほんとうに幸せだと思うことです。授業を受けていろいろなことを知るうちに、もっといろいろな看護領域を知りたいと思うようになりました。また、先生方の授業の質がとても高いために看護についていろいろと自分から考えるようになり、学習意欲がわき、今では勉強することがとても楽しいです。また、IPE(Inter-Professional Education:専門職連携教育)への取り組みも充実しています。実際に医学部や薬学部の学生と一緒に病院を訪問して患者さんのお話を伺ったり、グループ活動をとおして医師や看護師、薬剤師のあるべき姿を新しい視点で考えられるようになりました。

サークル活動では、私は舞部(ぶぶ;チアリーディング部)と手話会に所属しています。どちらも週1~2回の活動で、無理なく楽しく行っています。高校までの上下関係とは違い、先輩方はとても優しくユーモアがあり、心から打ち解け、何でも頼ることができる方々で、サークル活動以外でもいろいろとお世話になっています。どのサークルに所属している人もとても充実しているようですが、本当に舞部と手話会はオススメです。

大学に入学して一番変化したことは一人暮らしを始めたことです。朝起きることや食事、洗濯など何でも自分で行わなくてはなりません。また、家に帰って「ただいま」と言っても、「おかえり」と返ってこない淋しさは何ともいえません。やっと慣れてきたところですが、やはり一人暮らしは大変です。だからこそ、大学に入学して気づけたこともあります。今では本当に親の有難さ、こんなに充実した生活を送ることができること、質の高い勉強を受けさせてもらえる有難さを感じています。大学は自分の目指す夢への通過地点でしかありません。その通過地点で自分がどれだけ成長できるかは自分にかかっています。だからこそ、この最高の環境をもつ千葉大学に入学できてよかったと思います。

千葉大学に入学して…
磯島 力也
看護学部1年次(一般選抜)

千葉大学看護学部に入学して、高校生活とはまったく違う貴重な体験をすることができました。1年生前期の看護の専門科目では、人体構造や機能を学ぶ『形態機能学』、人間の文化や人間の成長・発達過程を学ぶ『人間学』、看護の目的や理論を様々な資料を通して学ぶ『看護学原論』など、看護学においての基礎的な理論や知識を学んでいます。また、IPE(Inter‐Professional Education:専門職連携教育)という授業では、医学部・薬学部と合同で少人数のグループを作り、実際に病院で活動して患者さんのお話を伺ったり、『患者中心の医療とは何か』というテーマで議論をしたりと、自分たちなりの医療観を深めることができました。

また、看護学部のほとんどの学生が部活動、サークル、ボランティア活動に対して積極的に取り組んでいます。授業以外の活動を通して、同学年の友人だけでなく先輩とも親しくなることができ、学年や学部を超えた交友関係を築くことができました。ちなみに僕は医学部・看護学部のサッカー部に所属し、部員全員が本気でサッカーに取り組む人たちばかりでとても楽しいです。下の写真は今年の1年生の集合写真です。誕生日パーティーをしたり、旅行に行ったりと、みんな仲良くて最高の仲間です。

磯島

たった4ヶ月ほどしか千葉大学で生活していませんが、千葉大学の看護学部に入学してよかったと感じています。なぜなら、『看護を学びたい』という僕たちの気持ちに全力で応えてくださる先生方や、志の高い仲間たち、尊敬できる先輩たちに囲まれているからです。看護学を学ぶのに最高の環境である千葉大学で、あなたも一緒に看護学を学んでみませんか?

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学部2年生

人との関わりの大切さ
杉浦 友紀江
看護学部2年次(一般選抜)

大学生活が始まり、あっという間に1年半が過ぎてしまいました。振り返ってみると、勉強だけでなく、アルバイトや部活動に日々追われていたという感じがします。大学では高校までの生活とは違い、自由に使える時間がたっぷりあります。その時間の使い方も全て自分次第なのです。私は学校のほかにもアルバイト先や部活動でたくさんの人と出会ってきました。さまざまな人と関わることにより、看護の対象である人間をさらに知ると同時に、大学生活を充実させることができるのではないでしょうか。

2年生になり、本格的に看護について学び始めました。千葉大学では、単に看護の技術を教えてもらうのではなく、この技術はどのような状態の患者さんに対して、どのような根拠で行うのか、またその過程などさまざまな方向から考えて看護を学んでいきます。1年生から学んできた勉強(教養科目や看護基礎科目)も全てがつながっていて、看護がただのお世話だというのではなく、科学的に考えるものだと改めて実感しました。

千葉大学看護学部は全国的にも有名で、全国各地から看護を学ぼうとする学生が集まってきます。そのため、下宿している人も多いのです。私もその中のひとりです。家族やたくさんの友達のいる地元を離れ、千葉にやってきました。初めての土地、初めての一人暮らし、初めて会う人たち、初めてのことだらけで入学当初は不安もたくさんありました。しかし、千葉大学ですばらしい仲間に出会うことができました。同じ不安や悩みをもつ仲間同士助け合い、励ましあい、より絆が深まります。学問を学ぶだけでなく、普段の生活の面においても共に助け合うという姿勢も学べ、人間的に成長できる絶好の機会を手に入れられたと感じています。

千葉大学で私が見つけたもの
朝倉 香奈栄
看護学部2年次(社会人特別選抜)

私はこの千葉大学看護学部へ社会人特別選抜で入学をしました。私が看護の道へと進もうと思ったきっかけは、娘のやけどによる入院でした。入院生活はふた月にもおよび、娘は治療を怖がり、痛みで泣き叫ぶという毎日でした。親として娘を支えてあげたい、でも実際、私は無力でどうしたらよいか分からない、「怖くないから頑張ろうね」といった励ましの言葉をかけることが精一杯でした。退院後、娘の体には大きな傷跡が残り、成長ともに消える傷跡のケアと、それを抱えて多感な思春期を迎える娘の心を、今度は医療者としても支えたいと思い、看護の道に進むと決意しました。

私は高校で化学や生物など、看護に必要な基礎的な学問を学ぶ機会がなく、勉強についていけるかといった不安を持っていました。しかし、同じ社会人入試を果たした6人の仲間たちと励ましあい、それぞれの得意な勉強の分野を教えあうなど、互いに助け合うことで徐々に不安は消えて行きました。悩みや不安を言葉にし、同じ目標に向かって共に学んでいる大切な友達です。

また、看護師は医者の補助的な存在ではなく、人間の心と体について隅々まで知り、看護を行っているということを学びました。病院で患者さんの身近にいる存在が看護師なのです。患者さんの異常をいち早く見つけ医師に報告することや、健康な状態を知りどうすれば病気から回復するかを考え、看護を行います。看護をする際には科学的根拠にもとづいて行います。看護学や基礎医学などの幅広い分野の専門知識を持っていることが必須となり、看護師は大地に両足をつけしっかりと立つ立派な専門職なのです。

千葉大学では多くの人との出会い、私の視野や価値観の幅を広げてくれました。中でも友達、先生方、将来の目標など多くの大切な人たちなどに出会い、見つけることができました。「人は一人ではない、たくさんの人に支えられて私は生きている」ということがわかったことが一番の学びです。

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学部3年生

千葉大学看護学部の魅力
古川 恵理
看護学部3年次(一般選抜)

「卒業した後に自信を持って『○○大学出身です!』と答えられる大学を選びなさい」

これは高校3年生の夏、授業中に先生が私たちに言った言葉です。この言葉をきっかけに、私は千葉大学看護学部を選びました。それから3年がたち、実際に今まで千葉大学看護学部で学んで感じることは、当時の選択は間違っていなかったということです。
千葉大学看護学部の先生方はとても熱心で、私たちに質の高い授業を提供してくださります。親身になって相談にものってくださります。どの先生方も授業や指導、研究など看護に対して一生懸命で、その先生が研究している分野を直に学ぶことにより、多くのものを得ることができると感じています。

また、周囲の友人たちも看護学を学ぶことに意欲的な人たちばかりなので、自分のモチベーションをあげることができます。ともに高め合い、助け合える友人が多くいるというのはとても心強いです。

千葉大学看護学部には、看護を学ぶ者にとって非常に恵まれた環境が整っています。看護に興味を持っているあなたは、自信をもって答えられる大学を見つけましたか?千葉大学看護学部はあなたにとってそんな存在になるはずです。是非、千葉大学看護学部で学び、この魅力を体験してください。

千葉大学での充実した学生生活
前村 実郁
看護学部3年次(推薦入学)

私は高校の時に進路を看護と決めてからいろいろな大学を探していると、千葉大学の看護学部には歴史があり、看護界をリードする立場にあると知りました。そのような大学で看護を学びたいと思い、千葉大学看護学部を目指して受験勉強に励み、推薦入学で千葉大学看護学部に入学しました。その憧れ目指していた千葉大学看護学部で学び、もう2年半が経ちます。

前村

ただ漠然と看護職に就きたいと熱意を持って入学したものの、正直に言って分からないことばかりでした。しかし、千葉大学には看護分野のプロフェッショナルの先生方がたくさんいらっしゃり、先生方の元で看護学を学ぶことで看護とは何か、ということを少しずつ理解し始めました。また当然のことですが、看護にもたくさんの領域があり、小児、母性、成人など様々な領域を概論から学ぶことで、自分がどんな領域に進みたいかということも少しずつ見え始めました。勉学の面でとても充実した生活を送っていますが、また、サークルなどの活動をすることでもとても楽しい学生生活を送っています。私は「舞部(ぶぶ)」というチアサークルに入っています。看護学部の公認サークルということを活かし、看護学部の先生方が主催する看護系の学会で演舞をさせていただいたり、1年に1度の大学祭のステージで踊ったりと様々な場所で活動しています。

勉強、私生活共に充実した生活を千葉大学看護学部では送ることができます。受験生のみなさんにも、是非、楽しい学生生活を千葉大学看護学部で送っていただきたいと思います!

看護学の世界へ飛び込んで
石井 真由美
看護学部3年次(社会人特別選抜)

私はオフィスワークを経験した後、自分の努力や働きかけで様々な関わりができる看護学の深みと広がりに魅力を感じ、ライフワークとして関わりたい、と考え看護の世界へチャレンジしました。

入学してからは、何年か振りの本格的な勉強に戸惑いましたが、教員の熱心で丁寧な講義に次第に引き込まれていきました。そして、その教員の殆どが高い専門知識をもった看護学部の専任教員であり、学生は看護の視点からより深い学びを得ることができます。また、千葉大学は最先端の看護の研究の場でもあり、学生もそれを身近に触れることができます。研究室のある廊下には各分野の教員の研究内容が掲示されており、現在どのような研究がなされ、探究、考察されているのか知ることができます(もちろん、附属の図書館にも豊富な看護雑誌や専門書などが揃っています)。

3年生となった今、4月の1週間の基礎看護実習では、実習後の振り返りをグループワークで進め、自分の行った看護が対象者にとって看護になっていたのかを言語化、理論化し、「自分の看護を評価する」ことへと繋げていきました。12月からは本格的な実習が始まりますが、最先端の環境の下、自律した看護師を目指しこれからも看護学を探求したいと思います。

千葉大学看護学部には看護のスペシャリストである教員が揃っており、質の高い授業が受けられます。尊敬し、刺激を受ける仲間もたくさんいます。皆さんも一緒に千葉大看護学部で学んでみませんか。

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学部4年生

看護学との出会い
佐藤 千鶴
看護学部4年次(一般選抜)

看護を目指すならば伝統校で学びたいという思いで千葉大学看護学部に入学し、早くも3年半が過ぎようとしています。今、この長いようで短かった月日を振り返ると、看護とは何か、自分は看護学生として何ができるかを常に考え続けた3年半だったように思います。特に領域別実習では、病院のみならず、介護施設や地域の保健センターなど様々なフィールドで対象者に出会い、こんなにも多くの方がいろいろな場所で看護を必要としているのだということに改めて驚き、看護学生としての責任を強く感じました。実習中は困難なことにもたくさんぶつかりましたが、人間という存在を身体的・精神的・社会的側面から捉え、その対象者が何を必要としているかを探る力が、それぞれの分野のエキスパートである諸先生方の講義で自分の中にしっかりと培われていたため、乗り越えることができました。同じ看護専門職を目指す仲間と励まし合い、協力しながら実習を進められたという経験も、私にとってはかけがえのないものになりました。

また、入学前から参加したいと願っていたアラバマ大学での「異文化看護演習」(専門自由科目)では、自らがそれまで学んできた看護について振り返り、対象者にとってよりよい看護とはどのようなものなのかを異文化の中で考えるという貴重な体験をしました。宗教観に関する講義などでは日本とアメリカの違いを実感し、アメリカの文化を肌で感じながら看護を学ぶことのできた2週間は、これから看護専門職として旅立つ私に、人間には多様性があり、看護の道を進む上では幅広い視野を持つことが大切なのだということを教えてくれたと思っています。

このように、多くの学びが千葉大学看護学部には溢れています。看護学に興味がある方、私たちと共にここで充実した学生生活を送りましょう!

専門自由科目「異文化看護演習」でアラバマ大学キャプストン看護学部を訪問した時の写真です。
佐藤01
大学の施設で昼食を頂いているところです。
佐藤02
アラバマ大学の教授と私たちのお世話をしてくださった学生です。
 

私の四年間
福田 千尋
看護学部4年次(推薦入学)

助産師になりたいという気持ちから千葉大学看護学部に入学することを決めてから早3年半が経ってしまいました。入学前から千葉大学は看護界を引っ張って来られた先生方が勢ぞろいしているということは知っていましたが、入学してみると他大学でも使われているような教材を執筆しているような先生方からじきじきに講義を受けることができることに驚きました。一年生からそのような先生方に講義をしていただいてきましたが、低学年のうちはまだ自分の中でも看護というものが曖昧だったように思います。しかし、3年、4年と自分で実習をしていく中で、だんだんとこれまでの先生方のお話がわかってきて、ますます看護に興味が深まり、やっぱり自分は看護師になりたいなと実感できました。

3年生では、「異文化看護演習」(専門自由科目)で、アメリカのアラバマ大学に研修に行くこともでき、日本だけでなく海外の看護の現状についても触れることができます。将来海外で働いてみたいと考えていた私には、アラバマ大学での2週間の研修は看護の勉強する上でも英語の勉強をする上でも、また勉強だけでなく楽しみとしてもとても充実したもので、できるならばもう一度行きたいなと思えるようなものでした。現在、私は助産師の課程を受講することができ、実習に励んでいます。中学生から考えていた助産師という夢が少しずつ近づいてきているように思います。実習は大変ですが、一緒に助産師を目指す仲間とともに楽しみながら頑張っています。千葉大学看護学部では看護についてはもちろん、部活動や課外活動との両立をしながら充実した毎日を送ることができます。みなさんもぜひ一緒に素敵な看護師を目指しませんか?

3年次編入学で得たもの
金山 幸代
看護学部4年次(3年次編入学)

看護専門学校を卒業後、大学病院で4年間の臨床経験を経て、昨年4月に千葉大学看護学部に編入学しました。看護学をゼロから学び直すつもりで入学しましたが、たくさんの経験と学びを得ることができました。そして、大学で看護学やその他の分野の学問を改めて学び直したことで、広い視野で物事を捉えることができました。学部の専門科目の授業は、講義形式の授業だけではなく、実際に実験を行ったり、学生主体のグループワーク形式の授業などもあり、看護に対して自己の考えを表出する場面が多くありました。これらの講義形式は、臨床の現場ですぐに実践できるなと感じました。千葉大学看護学部では自分で考え、そして学習する機会が多いために主体的に看護学を学ぶ機会に恵まれ、自分の看護観と改めて向き合うことができて、短い期間ですが、とても充実した学生生活を送っています。授業だけでなく、昨年の夏には西千葉キャンパスで夏休みに行っている地域の小学生対象とした学生主体のキャンプにも救護班のメンバーとして参加し、病院の中では経験できない多くの貴重な体験をしました。また、普遍教育科目(教養科目)で韓国語を学んだことを生かして、今年の夏には、千葉大学と提携している韓国の全北大学校の“FeelingKorea2009summer”という短期留学のプログラムに参加し、語学と韓国の文化を体験すると共に他大学の学生や韓国の学生とも交流をすることができました。

このように、千葉大学看護学部に編入して、看護学や普遍科目を学び、学術的な知識習得だけでなく、様々な体験を通して視野も広がり、精神的にも入学前よりも成長できたと感じています。また、私と同じく臨床経験を持つ編入学の仲間や、年齢は違うけれど、看護に対して情熱を持ち、勉学に励んでいる学部学生との交流を通して、多くの大切なものを得ることができました。最初は、社会人から学生に戻るということで不安もありましたが、千葉大学看護学部の3年次編入学を選んで良かったと思います。学生生活も残りあと半年となりました。4年次後期には卒業研究が控えていますが、実りあるものとなり、社会に自信を持って戻れるよう努めていきたいです。

金山01
2008年の夏に西千葉キャンパスで開催したキャンプにボランティアとして参加した時の写真です。
金山02
千葉大学の大学間交流協定校である韓国の全北大学校で、今年の8月に開催された“FeelingKorea2009Summer”に参加し、韓服を着るという韓国文化体験の時の写真です。

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