看護管理者向け課題解決型研修

看護管理者向け課題解決型研修 - 締め切りました。

開催の趣旨と目的

解決したい組織課題を持ち、看護の目的(看護の対象者が自ら力を発揮しながら望む場所で生き、生活することを支援する)を共有している看護管理者を対象とし、所属する組織の承諾を得て取り組む出力型の研修です。

研修では、看護管理者がグループを形成し、相互に刺激し支援しあいながら、自組織や看護者自身の課題を俯瞰的に見つめなおす、ピア・コンサルテーションの機会を提供します。ピア・コンサルテーションには、看護分野の教員や経験豊富な看護管理職等がファシリテーターとなり、グループに参加して研修を支援します。そして、看護の対象者や、その家族・スタッフ看護師・看護管理者・他職種・所属組織・地域それぞれの力を発見し、それらが最もよく発揮された調和的な状態(ありたい姿・目標像)を思い描き、その目標に向かって課題を解決する方略を検討し、実行するプロセスを支援します。さらに、研修の成果とプロセスにおける看護者自身の発展を共有する機会を提供します。

この時代の変革期に、組織間を越えて自組織や自身の課題解決に自律的に取り組む意思のある看護管理者の方々のご参加をお待ちしております。

主催・実施 看護学教育研究共同利用拠点
千葉大学大学院看護学研究院附属看護実践・教育・研究共創センター
研修期間 令和7年6月~令和8年2月
研修内容 研修は全てオンラインで実施します。令和7年6月24日から令和8年2月17日の期間でのグループ内討議を経て、各自が課題解決の方略を見出し、最終日に参加者全員による成果報告会を開催します。
第1回 6/24(火) □オリエンテーション (9:15~ 9:30)
□グループミーティング(9:30~12:00)
・解決したい組織課題の紹介
第2回 8月頃 □グループミーティング(3時間程度)
・課題を解決する方略の検討
第3回 10月頃 □グループミーティング(3時間程度)
・目標実現に向かう実行プロセスの報告
・実行プロセス後の方略修正
第4回 12月頃 □グループミーティング(3時間程度)
・取り組みの結果得られた反応や成果
・反応や成果後の方略修正
第5回 2/17(火) □成果報告会(終日予定)
・プロセスにおける看護者自身の発展の報告
  • 研修期間中に4回のグループミーティングを行い、各自10~15分程度テーマに沿った発表と、メンバー同士でのピア・コンサルテーションを行います。
  • 8月~12月に実施するグループミーティングについては,グループ間で日程を確定いただきます。
  • 研修期間中は、ファシリテーターによるメール、電話等による個別相談がいつでも受けられます。
  • 看護実践・教育・研究共創センターがこれまでに開発したFDマザーマザーマップⓇやCQIモデルが利用できます。また、オンデマンドコンテンツとしてこれまでの受講生の成果報告動画、参加いただく当該年度の他グループの成果発表の概要は、受講者限定で閲覧可能です。
受講対象者

解決したい組織課題を持ち、看護の目的を共有している看護管理者(病院、訪問看護ステーション、保健所・保健センター等の組織運営に携わる看護部門の長やその補佐を担う者 例:看護部長・副看護部長・訪問看護ステーション管理者・統括保健師・複数部署と連携して業務を行う看護師長等)

受講定員 20名程度
※グループワークのため、定員を超えるご応募があった場合は、応募者調査票を総合的に勘案し、参加の可否を決定することがあります。
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