これまでの研修実績
これまでの研修実績
平成19年の大学設置基準の改正以来、各看護系大学では、すでにさまざまなファカルティ・ディベロップメント(以下FDとする)が行われています。地域包括ケアシステムの構築が進む中、次世代の看護職を育成する上で、地域のさまざまな保健医療施設と看護系大学の連携の重要性が高まっていますが、看護および看護学の特質を踏まえ、自大学の実情に見合ったFDを体系的に企画・実施・評価することは難しく、FD企画者養成へのニーズが、ますます高まっております。そこで、当センターでは、平成29年度からの新規の事業として、「看護系大学FD企画者研修」を開催することとしました。
過去の研修の様子
国公私立大学病院副看護部長研修は、日本の医療の現状を踏まえて、大学病院の上級看護管理者として自施設の組織変革に向けたヴィジョンを明確にし、その実現に向けた計画を立案・実施・評価することを通して、上級看護管理者として必要な実践的能力を高め、大学病院の看護の充実を図ることを目的として、18年度より実施しています。
病院看護部のトップである看護部長を補佐する副看護部長には、医療・看護を取り巻く状況を的確に判断し、様々な部門と調整を重ねながら、看護の充実を組織的に図る力量が求められていますが、当時、対象を副看護部長に特化した上級看護管理者向けの研修プログラムはありませんでした。そこで、当センターが中心となってプログラム開発を行い、プログラムの洗練を重ねながら毎年継続実施してきました。
研修は、自施設の組織変革に向けた課題を抽出し、関連情報の分析を通して、実践計画を立案・実施・評価する演習が中心となります。自施設の組織変革に向けた課題をお持ちの国公私立大学病院副看護部長様のご参加をお待ちしております。
※平成18年度からの実践報告書を、「組織変革型看護職育成支援データベース」で検索できます。