看護学教育ワークショップ
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平成26年度看護学教育ワークショップ
テーマ | 看護系大学教員の職能開発とキャリア支援 ~FDマザーマップの活用を通して~ |
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目的 | 医療の高度化にともない、看護教育の大学教育への移行が進展しつつあるわが国の看護学教育の分野では、毎年10校のペースで大学の新設が続き、常に大学教員の需要が供給を上回る状況が続いている。この動きの中で、看護系大学が資質の高い看護職の育成という社会の要請に応えていくためには、看護職としての実践能力と看護学を教授する能力を兼ね備えた大学教員の職能開発とキャリア支援が求められている。この喫緊の課題には、組織的な取り組みを全国的な体制で検討することが期待される。 そこで、本年度は、看護系大学教員の職能開発とキャリア支援に焦点をあてたFD推進をテーマとした。本テーマへの接近として、「看護学教育におけるFDマザーマップ」を活用する。FDマザーマップは、看護系大学教員に求められる能力を行動レベルで示したマップであり、文部科学大臣認定の「看護学教育研究共同利用拠点」におけるプロジェクトとして、平成25年度マップが完成したところである。FDマザーマップを活用することで、教員は自身の課題を振り返り、また各看護系大学の組織的課題の発見とFD企画を推進することが期待できる。 本ワークショップは、1日目は主に講演会として多くの参加校が参加しやすくし、新たな情報を共有できることを目的とした。2日目と3日目は、基礎、発展、体験ワークショップおよびミニ・セミナーを通したグループデイスカッションにより、FD推進を検討する。 |
実施 | ・千葉大学大学院看護学研究科 ・看護学教育研究共同利用拠点 千葉大学大学院看護学研究院附属看護実践・教育・研究共創センター |
後援 | 文部科学省 |
協力 | 日本高等教育開発協会(JAED) |
実施方法 | (1)期 間 平成26年10月20日(月)~10月22日(水)(3日間) (2)会 場 千葉大学けやき会館(千葉市稲毛区弥生1-33) (3)日 程 第1日目(10月20日(月)) 13:00~ 受付(千葉大学けやき会館) 13:30~13:50 開会の辞 13:50~14:30 基調講演「看護系大学教員キャリアの構造と課題」 講師 川島啓二(国立教育政策研究所高等教育研究部 部長) 14:30~15:10 特別講演「変化する社会とこれからのキャリア開発とその支援」 講師 花田光世(慶應義塾大学名誉教授、一般財団法人SFCフォーラム代表理事) 15:10~15:20 休憩 15:20~16:20 シンポジウム 「看護系大学教員の職能開発とキャリア支援」 ~FDマザーマップの活用を通して~ 16:20~16:30 講演会の部 閉会の辞 16:30~16:45 休憩 16:45~17:30 趣旨説明、オリエンテーション 18:00~19:30 懇親会 第2日目(10月21日(火)) 9:00~10:00 基礎ワークショップ「FDマザーマップによる自己分析」 10:00~10:10 休憩、移動 10:10~12:00 発展ワークショップ「マザーマップを用いたFD企画」 12:00~13:00 昼食 13:00~17:00 グループワーク 第3日目(10月22日(水)) 9:00~10:10 グループ別全体発表 10:10~10:20 休憩、移動 10:20~10:50 看護FDカフェ(旅人ラウンド) 10:50~11:00 休憩、移動 11:00~11:30 看護FDカフェ(ホームラウンド) 11:30~12:30 昼食 12:30~13:30 全体討議、講評 13:30~14:00 ワークショップの評価、閉会 14:00 解散 |
定員 | 1日目「講演会」 250名 そのうち全日程「ワークショップ」参加者 60名 |
対象者 | 1日目の「講演会」はどなたでも参加できます。 3日間の「ワークショップ」は、看護系大学において看護学教育に責任を持つ立場にある教員あるいはFDの担当者(原則として教授職以上)とする。また①~③を参加要件とする。 ① 「ワークショップ」の全日程に参加できる ② 事前のFDマザーマップへの自己チェックを実施し返信できる ③ ワークショップ終了後に自大学でのFDの取り組みを報告できる |
看護学教育ワークショップの様子(平成26年度)
けやき会館入口
けやき会館大ホール
開会挨拶千葉大学
宮崎研究科長開会挨拶文部科学省
斉藤専門官基調講演
国立教育政策研究所
川島先生特別講演 慶応義塾大学
花田先生シンポジウム
基礎ワークショップ
名古屋大学 中島先生発展ワークショップ
東邦大学 近藤先生発展ワークショップ
名古屋大学 中島先生グループ発表
全体討議