看護学教育シンポジウム
令和4年度看護学教育シンポジウム - 締め切りました。
テーマ | 激動の時代における看護系大学教員の次世代育成 |
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主旨 |
看護実践・教育・研究共創センターは、千葉大学看護学部附属として1982年に設置され、名称や役割を変化させながら、本年度で40周年を迎える。この機会に、毎年開催してきた『看護学教育ワークショップ』から今の時代にあった、当センターが担うべき事業にリニューアルし、本年度、第1回の『看護学教育シンポジウム+webセミナー』を開催することとなった。その特徴は、以下の3点である。 ①多くの大学の関心事、時事のテーマを扱う そして、今年度は、次に示す理由により、『次世代育成』をとりあげる。 DX、Covid19、少子高齢社会、Society5.0社会、多様で包摂的な社会など、社会の変化は激しく、大学には、個々の大学のミッションをふまえて、社会の変革やイノベーションが可能な人材育成が一層、求められている。 多くの大学では、社会の変化を感じながら自らの教育内容や体制を変革しつつある。また、このような社会の変化や時代の要請に応じた教育を実現するためには、それを支援する教員自身が、変革の時代におけるわが国の教育の方向性を理解し、それを見据えた教育を提供できるよう準備を整える必要がある。 このような観点から看護学教育の状況を鑑みたとき、多くの看護系大学が、次世代の教育を担う看護学教員の育成に課題を感じている現状が散見される。「社会の変化に応じた看護系大学の教育」は、短時間で構築できるものではなく、かつ、すすむ変化に対応できる次世代を育成しながら行う必要がある。 近年の本センター事業では、「社会の変化に応じた看護系大学の教育」、「教育の質保証」が通底している。その内容をふまえつつ、『次世代育成』の観点から、現実的には困難な状況も多々ある中で、将来に向けて、建設的なアイデアやエネルギーが得られる機会としたい。 教員として日が浅い方から次世代の教員を指導する先生方まで、多くの先生方にご参加いただきたい。またライブ配信、オンデマンド配信で行う予定であるため、興味のある部分だけの視聴も可能であるが、是非、全てのプログラムに多くの方が参加していただくことを期待している。 なお、当センターの設置40周年記念に重ね、『看護学教育シンポジウム+webセミナー』に多くの方に参加してもらうことを期待して、本年度は、参加費無料で開催することとする。 |
目的 |
教育講演では、参加者各自が、我が国の大学教育の動向への理解を深めることを目的とする。 シンポジウムでは、教育講演の内容をふまえて、「看護系大学における『Society5.0』時代を見据えた次世代育成」に関して、多面的に示唆を得ることを目的とする。 webセミナーでは、参加者各自が、看護系大学の動向とあわせて、これまでにどのように教育の質保証の取り組みがなされてきたのか、過去から未来に向かってその変遷を知り、学び、再確認する機会とすることを目的とする。 |
プログラム 概要 |
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主催 | 看護学教育研究共同利用拠点 千葉大学大学院看護学研究院附属看護実践・教育・研究共創センター |
参加要件 |
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- 令和4年度看護学教育シンポジウム実施要項(298KB)