国公私立大学病院副看護部長研修

横浜市立大学

横浜市立大学附属市民総合医療センター

報告者氏名:鈴木 美智子

平成24年度
国公私立大学病院副看護部長研修
高度救命救急センターにおける人材育成計画の検討 ~救命センタークリニカルラダーの活用から~

[概要]
当院高度救命救急センターは、3次救急医療機関として、地域救急医療の「最後の砦」として緊急性・重症度の高い患者を24時間体制で受け入れている。また、横浜市消防局と連携して医師や看護師の現場派遣(ドクターカー・YMAT(横浜救急医療チーム))を行い院外救急診療活動や災害時には災害拠点病院、DMAT指定病院として多数傷病者の受け入れ及び被災地地域医療支援を行っている。ここで勤務する看護師は、救命センターの役割と使命を理解し、倫理観を備えた高い看護実践能力を発揮できることが要求されている。救命センターは(初療、EICU,救命病棟 合計47床)を3人の管理者で各部署を担当しており、部署毎の教育体制であり連携がスムーズでない状況であった。そこで、救命センター看護師として役割発揮できる看護師の育成と看護体制の構築に向けて取り組みを行った。