国公私立大学病院副看護部長研修

山口大学

山口大学医学部附属病院

報告者氏名:板垣 伸子

平成25年度
国公私立大学病院副看護部長研修
看護管理能力向上に向けた看護師長会議のあり方の検討

[概要]
当院看護部では、組織としての案件の審議、及び病院・看護部の方針を看護職員へ伝達・浸透の場として看護師長会議を月に2回開催している。現在、看護師長会議は、情報発信に多くの時間を費やし看護部・看護師長同士の意見交換ができる時間がなく、情報の共有や看護管理実践に関することまで検討することができていないことが大きな課題となっている。そこで、看護師長会議のあり方を見直し、看護部・看護師長同士の情報共有や看護管理実践について振り返る機会を設けたいと考えた。まず、看護部管理室内で、看護師長会議における課題を明確化し共通認識した。その後、看護部の体制について検討を行う委員会である看護体制検討員会で看護師長会議のあり方について検討した。その中で、現在の看護師長会議は、組織としての案件を審議する場、病院・看護部の方針を伝える場であることを再確認した。また、新たに情報共有・看護管理実践の振り返りの機会を設けることについて検討し、看護師長会議とは別に看護部・看護師長同士の情報共有、看護管理実践について話し合える場として看護管理検討会(仮称)をつくることを企画した。