国公私立大学病院副看護部長研修

聖マリアンナ医科大学

聖マリアンナ医科大学病院

報告者氏名:久永 加代子

平成25年度
国公私立大学病院副看護部長研修
患者・家族・医療チームがそれぞれの立場で転倒転落防止活動ができるように支援・調整する

[概要]
複雑化する医療や患者の高齢化を背景に医療事故は後を絶たない。医療事故は患者、家族に影響を与えるだけでなく事故にかかわったスタッフ、部署全体さらには病院にも多大な影響を及ぼす。当院でも平成24年度に転倒転落による重大事故が多発したことを受け、看護部として事故を減らすことを目標とし組織的に取り組むために、平成25年度は転倒転落防止委員会を立ち上げた。しかし、医療事故は看護部会議、委員会、各部署での対策や活動だけで解決できる問題ではない。医療安全管理室との連携をとり、患者、家族も巻き込んだ病院全体での取り組みが重要でありそれらを支援・調整することが必要不可欠である。