東北大学

東北大学病院

報告者氏名:奥山　節子

平成26年度
国公私立大学病院副看護部長研修看護師長が看護管理者としてイキイキ働くための支援 ―リフレクション研修と病院機能評価を通して―

[概要]
質の高い看護を提供するには、臨床現場の看護管理を行う看護師長が要であると考える。そこで看護師長支援として今年導入した看護師長研修であるリフレクション研修、病院機能評価プロジェクトチーム活動を通し支援をした。目標は１．看護師長として自分のビジョンが語れる。２．看護師長としてスタッフと一緒に課題に取り組み、やりがいや醍醐味を感じることができる、とした。同じ職位の人と看護管理について話すことで気づきを得、仲間意識が生まれ、自分の強み・弱みを意識できたうえでビジョンが語れることは自己実現の第1歩となる。また看護師長は病院機能評価プロジェクトからの情報を受け、行動していけば不安が少なくなり、的確な準備・対応ができる。特にスタッフと一緒に取り組む改善は看護師長として、やりがいや醍醐味を感じると共に自信になると考えた。結果、ほとんどの看護師長は新たな「気づき」を得ることができ、看護管理の共有と伝承ができた。またビジョンを語ることができ、自信に繋がった。しかしスタッフと共に様々な課題に取り組んだが、看護師長としてのやりがいや醍醐味を感じた看護師長は少なく今後の課題となった。

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