国公私立大学病院副看護部長研修
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- 平成26年度 実践報告書
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東京大学
東京大学医学部附属病院
報告者氏名:相馬 光代
平成26年度
国公私立大学病院副看護部長研修部署グループ化応援体制整備による看護師が安心して働くことのできる環境づくり
[概要]
当院は、約1,300人の看護職員数という恵まれた人員で、病院理念に基づいて看護部理念である「みて触れて考える看護」の実践に取り組んでいる。どのような状況にあっても、患者を尊重した看護実践、療養中の日常生活援助の十分な実践、看護師一人一人がやりがいを持ち、看護師であることを誇りに思える環境であることを望んでいる。近年、時間短縮勤務取得による多様な勤務時間で勤務する看護職員が増加し、各部署にも複数名配置されている。しかし、部署では、看護職員数や看護師の配置数上は充足しているが、看護師の力としては充足している実感が得られているとは言えない。今後、今以上に多様な勤務時間で働く看護師が増えていくことが予測されることを踏まえ、こうした状況を受け入れていくための環境を整え、看護師が安心して働くことができる体制づくりが必要である。