国公私立大学病院副看護部長研修
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慶應義塾大学
慶應義塾大学病院
報告者氏名:加藤 恵里子
平成26年度
国公私立大学病院副看護部長研修「臨床指導ナースの定着」にむけた取り組み
[概要]
当院では、文部科学省大学改革推進事業「看護師の人材養成システムの確立」に2014年3月まで5年間取り組んできた。今年度は、事業終了後、事業内容を継続し定着させていくこと、更に発展させることが教育担当として大きな課題であった。特に、発達レベルⅣ(当院ラダー:熟達したレベル)からの新たなキャリアパスとして描いた「臨床指導ナース」は、第1期生が事業最終年度に、臨床指導ナースとして活動し始めた段階であった。そこで、組織としての課題を明らかにし定着に向け取り組んだ。その結果、臨床指導ナースの活動実態のばらつきは少なくなり、臨床指導ナース自身の指導力の向上、支援体制の構築、学生の臨地実習における役割の明文化等、定着につながる結果を得ることができた。