国公私立大学病院副看護部長研修

関西医科大学

関西医科大学附属滝井病院

報告者氏名:川畑ユミ子

平成19年度
国公私立大学病院副看護部長研修
クリニカルラダー導入にむけた教育プログラムの構築

[概要]
当大学は2006年1月に大規模な附属病院の編成を行なった。附属4病院が同時期に新病院の開院、縮少、閉院を実施した。看護部門では人事交流でそれぞれの附属病院の看護師を各病院に配置した。当院の現任教育は基礎教育終了後、卒1年目、卒2年目、3年目という具合に卒業年度ごとに段階的な教育計画によって、組み立てられ進めている。
しかし、近年における看護師採用状況や新人の離職に変化があり、編成後は中堅からベテラン看護師層の割合に大きな変化がみられてきた。若手中心の教育だけでなく、各年代の看護師一人ひとりに一層目を向け、臨床看護実践能力を育成するために正当に評価できるシステムやキャリア開発に向けた継続教育が当院にも必要であると考えていた。 
今回の研修を機会に、クリニカルラダー・システムの導入に踏み切ることにし、21年度の教育プログラムの組み立てがクリニカルラダー・システムで始動出来るよう自己の課題として実践していきたい。