国公私立大学病院副看護部長研修

徳島大学

徳島大学病院

報告者氏名:宮川操

平成20年度
国公私立大学病院副看護部長研修
目標管理を活用し看護の質をスパイラルアップする~評価指標のマトリックスを作成する~

[概要]
近年、患者ニーズの多様化に加え診療報酬の改定など時代のニーズにマッチした医療・看護の提供が求められている。当院では看護の質の維持・改善を目指し目標管理に取り組んできた。本来目標管理はチャレンジ目標を自主的に設定しPDCAサイクルをスパイラル曲線的に回すことにより、患者の利益、職員の利益、地域・社会の利益、病院の利益につなげるものである。しかし、現状は毎年「違った目標」あるいは「同じような目標」がたてられ、前年度の目標の成果が反映されず継続性が見られない。現在、方法として定着している目標管理をより充実させ、本来の目的である4つの利益を高めることを意識した目標管理にしていく必要がある。