国公私立大学病院副看護部長研修

獨協医科大学

獨協医科大学越谷病院

報告者氏名:関ユシ

平成20年度
国公私立大学病院副看護部長研修
看護職の定着促進を図る-より良いコミュニケーションを目指して-

[概要]
当院の平成19年度末の退職率は18,42%である。退職理由としては様々な状況であるが、メンタル的な理由で退職するケースが増えている傾向にある。特に看護職に求められている使命が大きいことから、看護職が看護職として自信を無くしてしまう事や、人間関係が上手く築けず悩んでしまうこと等があげられる。いかに看護職個々の状況を察知し手を差し伸べサポート出来るかが重要と考える。特に、個々の看護職のちょっとした変化に気づき声かけを行う、適切な対応があった場合は承認をする等、言葉にして相手に思いを伝える事が出来る職場としたい。
また、師長・主任が協力し、計画的に面接が行えるような体制作りや、面接時のポイントを提示し、面接する側とされる側の双方にとって、より良い関係が築かれるように役割を果たしたい。
さらに、副部長として、師長・主任への定期的な面接を行うこと、また、常に意識した声かけ等を行い、師長・主任をサポートする事で看護部内のより良いコミュニケーションに繋げ、看護職の定着が図れるような組織風土にすることが私の課題である。