国公私立大学病院副看護部長研修

関西医科大学

関西医科大学附属枚方病院

報告者氏名:清水冷子

平成20年度
国公私立大学病院副看護部長研修
コア的人材となる人材育成が継続的にできる取り組み

[概要]
枚方病院は平成18年1月に開院、4つの附属病院から集合した看護組織で運営することになった。その状況での人材育成は師長、スタッフともに経年による画一的な評価をする傾向があった。その結果、業務は難なく遂行できるが、キャリアプランの目標を見失っている状況や、役割の負担感から身体症状の出現、退職となる現象があった。その歯止めとして個を段階的に育成するクリニカルラダー教育システムへの移行を進めた。しかし、1年経過した現在、師長間で教育・評価レベルの差が明らかになった。又、退職者全体に対する勤続5年目以上の退職者の割合が19年度は47%であった。そこで、看護管理者が人材育成のスキルをあげることを目標として計画、実践した。