国公私立大学病院副看護部長研修

京都府立医科大学

京都府立医科大学附属病院

報告者氏名:高岡みどり

平成21年度
国公私立大学病院副看護部長研修
物品管理の現状を把握し、適切な予算配分と効率的な利用システムを構築する

[概要]
 現在までの看護備品管理は①各部署の看護師長より購入品の希望が提出され、業務担当である副看
護部長の判断でそれらの物品と予算を検討し、看護備品の購入を決定している。②部署独自で必要な
物品と病院全体で必要な物品等の仕分けもできておらず、同目的の物品でも各部署・診療科の好みに
よって購入されメーカーや仕様等が異なっている。③医療機器管理部・褥瘡委員会が設立され、医療
機器や褥瘡対策マット等は中央で検討されるようになってきているが、まだすべての物品まで検討で
きず、各部署管理の備品が残っている。④備品台帳は、看護部独自にファイルメーカーで管理してい
るが、診療科で購入した備品や寄付された物品など口頭での報告で済まされている時もあり、購入年
度等も含め正確なデータが残っていない物品がある。⑤外来部門および中央部門(手術部・集中治療
部・中央診断部等)は診療科予算で購入することになっており、看護物品で必要な物の購入が計画的
にできていない。等の問題があった。
 業務担当副看護部長は、看護部の業務担当とともに医療機器管理部副部長と褥瘡委員会委員を兼務
しており、それぞれの計画に発言する場があることを利用し看護備品・医療機器の適切な機器購入か
ら管理までのシステムを構築したいと考えている。