国公私立大学病院副看護部長研修

福岡大学

福岡大学病院

報告者氏名:本多里美

平成21年度
国公私立大学病院副看護部長研修
業務改善に向けた夜勤時間変更の検討

[概要]
当院の二交替勤務体制の夜勤時間は14時間であり、18時30分が長時間日勤者(8:30~18:50の10時間勤務)と夜勤者(18:30~8:50勤務)の引継ぎ時間である。管理者も含め通常の日勤者(8:30~16:50勤務)は、この時間勤務を終了している。看護師が少なく、夕食時の繁雑な時間に引き継ぎがあることで、看護力の低下、長時間日勤者の超過勤務、夜勤者の勤務前早期出勤につながっていると危惧した。これらの問題を少しでも解決できるよう、引き継ぎ時間の変更を検討する必要があり、通常の日勤者と夜勤者が16時30分に引き継ぎを行う16時間夜勤へ変更できないかと考えた。しかし、夜勤時間延長への抵抗感も予想され、また、看護師長の現状認識も様々と考える。そこで、7対1看護導入後の二交替勤務体制を評価して現状の問題を明らかにし、業務改善に向けた意識を高め、よりよい勤務体制への検討を行いたい。