国公私立大学病院副看護部長研修

福島県立医科大学

福島県立医科大学附属病院

報告者氏名:佐藤幸子

平成22年度
国公私立大学病院副看護部長研修
看護師長がデータをマネジメントに活用するための支援

[概要]
当看護部の看護師長は21名で、看護師長平均経験年数は3.2年、1年目の新人看護師長が6名(29%)を占める。看護師長のファーストレベル修了者は20名(95%)、セカンドレベル修了者は7名(33%)であるが、データに基づいて説明する力が不足していることから、平成22年度の看護師長の課題として、看護部管理室から『データをマネジメントに活用する』が提示された。そして、業務・看護の質担当の副部長が担当することになった。5月から基本的な管理データと集計フォーマットを提供し、9月に各看護師長がデータを基に「自部署の特徴」を分析し発表した。看護師長からは、自部署や他部署の現状がわかった、分析の視点が広がったという感想が出された。反面、データの選択や数字で表せないデータの活用がわからないという感想や、看護部管理室が何を求めているのかわからないという意見が出された。
このことから、担当副部長として、看護師長が以下の目標を達成できるように支援することを課題とした。
1)看護師長がデータをマネジメントに活用する必要性を理解する。
2)看護師長がデータからマネジメントの課題が見いだせる。
3)看護師長が課題に取り組み結果を出すことができる。