国公私立大学病院副看護部長研修

慶應義塾大学

慶應義塾大学病院

報告者氏名:安藤朋子

平成22年度
国公私立大学病院副看護部長研修
医療材料を安全性・効率性・経済性を踏まえ標準化し、コスト削減に結びつける

[概要]
当院は、1056床の特定機能病院であり、医療資材に対する予算は、全体予算の約10%、約3億円程度である。今まで院内では、高額資財または新規採用資財の検討は実施してきたが、過去に採用された資財に関しては、検討する場がなく結果同種同効品の増加や特別注文品の精査が十分になされていない現状があった。今後当院は、医療情報システムの導入や新病院棟建設を控え、資財の運用管理の効率化と収支の改善が早急に求められている。よって自己の課題は、業務担当副看護部長として、資材管理を円滑にする為に、医師、資材管理事務部門、物流担当業者、看護部が協働し、病院が目指すべく資材の適正管理に向け、資材の削減および横断的に資材管理ができるシステム構築と医療情報システムを推進するための資財の標準化を課題に取り組んだ。