自己の可能性の扉を開く大学院生向けプレFD

自己の可能性の扉を開く大学院生向けプレFD -  締め切りました。

開催の趣旨と目的

あらゆる分野でこれまでのしくみや制度を覆すような深淵かつ広域な変化が進む中、医療・介護分野においても、次々にイノベーションが生まれています。これからの看護職には、人々の持つ多様な力をテクノロジーと結びつけ、個人および社会のwell-beingを実現する、これまでになかった役割の発揮が求められるようになるでしょう。

このような急激な環境変化に創造的に適応し、臆せず、柔軟な発想で新たな看護の役割を果たすことのできる次世代の看護職育成に向け、看護学教育は、今、変革期を迎えています。この変革を推進するため、千葉大学大学院看護学研究院附属看護実践・教育・研究共創センターでは、全国の看護系大学教員の「次世代育成力」を重層的に強化するレベル別体系的FD研修プログラムを本年度より新たにスタートします。

レベルI研修では、自己の中にある次世代育成力を再発見し、看護系大学教員としての可能性の扉を開き、さらに、教育者としての視点を獲得することを目的としています。

研修は、オンデマンド講義の動画視聴とオンライングループ演習を通して、次世代育成力について理解を深めるとともに、学生指導で遭遇する困難場面を教育のチャンスに変えるアイディアについて、自由な発想のもとに話し合います。

将来看護系大学教員を志す大学院生(博士前期課程、博士後期課程、大学院修了者など、学年は問いません)の皆様は、次世代看護職を育成する要となる存在です。この時代の変革期に、全国の仲間とともに、「次世代育成力」の強化に取り組む意思のある皆様のご参加をお待ちしております。

主催・実施 文部科学大臣認定教育関係共同利用拠点
千葉大学大学院看護学研究院附属看護実践・教育・研究共創センター
研修期間 令和6年8月から令和6年11月まで
≪研修スケジュール≫
令和6年8月1日(木)~9月15日(日):オンデマンド動画視聴+個人ワーク
令和6年9月16日(月・祝):第1回オンライングループ演習
令和6年10月14日(月・祝):第2回オンライングループ演習
令和6年11月4日(月・祝):第3回オンライングループ演習
※オンライングループ演習は異なる事例を用いて3回開催いたします。全3回のうち、関心のあるものに1回以上参加してください。3回全て参加いただくこともできます。
研修内容
  • 研修期間中に、オンデマンド動画を視聴していただいた後、受講者同士のオンライングループ演習を行います。オンライングループ演習では、学生指導で遭遇しやすい困難場面について事例を挙げて意見交流を行い、教育のチャンスに変えるアイディアについて、自由な発想のもとに話し合います。
  • グループは、オンデマンド講義動画視聴の際に記入と提出をしていただく個人ワークシートを元に、当センターで決定します。
  • オンライングループ演習には必ず1回以上ご参加いただくようお願いいたします。
  • 研修期間中は、デジタルコミュニケーションツール(Teams)を使った個別相談が受けられます。
受講対象者

将来看護系大学教員を志す大学院生(博士前期課程、博士後期課程など学年は問いません)、大学院を修了された方(教員を除く)、病院等の臨地実習施設で看護学生の実習指導に携わる方。動画視聴およびオンライングループ演習(全3回のうち1回以上)のいずれも参加可能な方に限ります。

受講定員

100名

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